「HSPの交流会ってどんな感じ?主催側の意見も知りたい。」
そんな悩みにお答えします。
当記事では、HSPの交流会を10回以上主催してきたジョンさんのお話をご覧頂けます。
HSPアドバイザーのRyotaです。私自身もアンケートモニターなどの交流会を開いています。
これから交流会に参加したい!
または、交流会を企画したい!というあなたにピッタリな内容です。
基本的には「楽しく交流できる」のでご安心を。主催側で管理体制を作ると安心です。
ぜひお役立てください。
※HSPの皆さんの情報は「みんなの体験談カテゴリ」からご覧ください。
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【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集
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1.HSP交流会主催者の私が大変だったこと3つ
HSPの交流会を10回以上主催してきたHSPの私が、実際に開催して大変だったこと3つと、初めて主催したHSPの交流会の体験談を発信します。
これからHSPの交流会を主催してみたいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
① 自分で判断することが多かった
主催者になると、イベントの最初から最後まで判断の連続です。
場所、人数、テーマ、料金設定から、会場予約、準備、撤収まで自分で考えて段取りします。
初めて交流会を開催する時は、決めることだらけになるので、一番大変だと思います。
でも、一度開催してしまえば、それ以降はルーティーン化できるので楽になります。
交流会の内容は、実際に他の方のHSP交流会に参加するのが最も勉強になります。
「この交流会のこういうところが素敵だな」
「自分が主催者ならこうしたいな」
という目線で参加すると、自分がしたい交流会のイメージが湧きやすいです。
ポイント
他の交流会が素敵だからと言って、そのまま真似するのではなく、どこかに自分らしさを織り交ぜた工夫をすると、楽しく主催できると思います。
② HSPと言っても色んな人がいた
ほとんどの人はきちんと節度を守って参加しますが、色んな人が来る可能性があることは、知っておいた方がいいと思います。
例えば、私がとある交流会に参加者として行った際、ちょっと困った人がいて、びっくりしました。
人の話を頭ごなしに否定したり「HSPは気のせい」と言う人がいて、主催者さんはかなり手を焼いているようでした。
最近、HSPの認知度が上がると共に、医学などの他分野の概念との混同も増えています。
HSPはまだまだ研究が進んでいる最中で、分かっていないことも多く、誰もが手探りの世界です。
HSPや心理学の本を読んで、最低限の知識は持っておくことは大切です。
私もなかなかできていませんが、HSPの最新情報にアンテナを張り、困った時の判断材料になるように、日々勉強していくこと大切だと感じます。
心理学の一概念において、似た気質だというだけです。もちろん似た部分は多いのですが、深く話してみると、人それぞれ違っていて、それもまた面白いところです。
困った人への対処法は、毅然とした態度で接することです。
そして、困った人のことを考える時は、人格を否定するのではなく、問題となっている行為にフォーカスしましょう。
その人の人間性の否定になってしまうと、だんだん人間自体が怖くなる感覚がありました。
罪を憎んで人を憎まず、適度に受け流すしたたかさが、楽しく続けるポイントです。
③ 参加者との距離感が難しい
参加者さんと、ほど良い距離感を保つことも大事です。
交流会の後に、SNSのDMで「個人的に悩みを相談したい」というメッセージが来ることがありました。
以前、そのような相談を中途半端に受け手、悩みを聞いてしまい、相手の力になれず、自分まで落ち込んでしまうことがありました。
役に立ちたい気持ちがあっても、専門知識やスキル、覚悟がないのであれば、お互いのためにも、むやみに相談を受けない方がいいかなと思います。
できないのであれば、ハッキリと伝えることも大切です。
また、参加者さんと友達のような関係になろうとして失敗したこともあります。
注意ポイント
友達のように接してみると、主催者と参加者の視点の違いに戸惑いました。参加者さんは「楽しみたい、体験したい、話したい」という人がほとんどです。
主催者の私は「新しい企画を考えたい、協力してくれる仲間がほしい」と考えていて、向いている方向が違っていて、関係がギクシャクしたことがあります。
特定の参加者さんと距離が縮まると、他の参加者さんはどう感じるのか、主催者として平等に接することができるかなど、悩むことも増えました。
私個人の感覚では、HSP同士であっても人間関係の難しさは変わりません。
「主催者と参加者」の距離感だからこそ、良い関係でいられることもあると学びました。
2.初めてHSP交流会を主催した時の体験談
初めての交流会は、公共施設の一室で開催しました。
参加者さんは10名くらいでした。
1カ月前から募集をかけていたので、ありがたいことに、ほぼ満席でした。
しかし、交流会開始までの待機時間は、とてつもない緊張感が漂いました。初対面のHSP同士が、小さな部屋で集まって沈黙しているからです。
私もガチガチに緊張していて、正直、
「なんで主催なんてしたんだろう」
と後悔していました。
その緊張も、いざ交流会が始まって、グループトークの時間になると消えていました。
私の頼りない司会でも、参加者さんが自分から自然に色々なことを話してくれて、良い雰囲気になっていって安心しました。
繊細で感受性が高い人が集まると、共感できる話が多いようで「似た人同士が集まっている」という感覚もありました。
1人1人が自分の世界観を大切にしているような印象でした。
飾らない人が多くて、良い意味で異質なその空間には、今まで感じたことがない安心感がありました。
イベントで回収したアンケートには、たくさんのあたたかいメッセージが寄せられていました。
「交流会で働き方の視野が広がりました」
「素の自分で話すことができて楽しかったです」
「近所でHSPの交流会が無かったので、ずっと続けてほしいです」
苦労して準備した交流会なので、参加者さんが楽しんでいる様子を見ていて、本当に嬉しくなりました。
次もまたやりたいと素直に思えて、気づけば10回以上開催しています。
まとめ:HSPの交流会は大変ですが達成感があります
HSPの交流会の主催はハッキリ言って大変です。
責任やプレッシャーも感じますし、時にはトラブル対処も必要です。
しかし、だからこそ、やり終えた後の大きな達成感があります。
疲れが吹っ飛ぶような、あたたかい言葉をいただくこともあります。
主催者として、繊細な人の気持ちを本気で考えて、誠実に取り組んでいれば、自然に応援されるようになると私は思っています。
人前で何かをするのが大の苦手でしたが、主催の経験を通して「繊細な自分でも、やればできる」という自信が持てて良かったです。
もし、この記事を読んでいる人で、交流会を主催してみたいけど、なかなか一歩が踏み出せない人がいたら
まずは一回、小さなお茶会などから始めてみてほしいです。
そこで体感したことを元に、少しずつ自分の理想の交流会になるように、改善していけばきっと大丈夫ですよ。
それでは、この記事がHSPの交流会をやってみたい人や、今主催していて悩んでいる人にとって、何かの参考になれば嬉しいです。
以上『『体験談』HSPさんの交流会はどんな感じ?主催してわかった注意点、メリット』という記事でした。
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