「職場の人間関係でヘトヘトになっちゃった…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事では、職場の人間関係に疲れたら使える考え方についてお話します。
Ryotaです。HSPさん向けのアドバイザー、カウンセラーとして活動しております。
当記事では、
- 職場の人間関係に疲れたあなたへ
- ドライ+丁寧を基本とした方がいい理由
- 職場の人間関係で疲れやすいポイント
をそれぞれお話していきます。
これまでの考え方が変わるお話ですので、ぜひお役立てください。
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1.職場の人間関係に疲れたら試して欲しい「ドライ+丁寧」の考え方
以下の4ポイントをメモなど取っておきましょう。
- 職場の人間関係はドライでいい
- 敵になる必要はない
- 職場はそもそも関係性が弱い
- 仲良く一緒に仕事をする必要はない
多くの方がドラマなどの影響で「肩を組めるくらい仲良く!」みたいに考えています。
それが職場の人間関係で疲れてしまう原因なのです。
相手が怒って仕事上の話も聞かない!なら、相手の問題ですよね。
仲良くする前提だと、機嫌も取らなきゃと思い疲れてしまうのです。
そのイメージを改善すれば、職場の人間関係はラクになるのですね。
① 職場の人間関係はドライでいい
- 不必要に連絡先を交換しない
- 自分に不利なことは話さなくてもいい
- 常に雑談をしなくていい
恋愛の話。趣味の話。こういった話を無理にする必要はないのです。
お互いの情報を知ると比較であったり、妬み・嫉妬につながります。疲れますよね。
職場は縦の組織です。そこに横のつながりをミックスすると「仲がいいから残業を引き受けなきゃ」などにもつながります。
ですので、基本的には「ドライだけど丁寧」になるのです。
ポイント
会社の関係を友達・家族のように思わないことです。
注意も「あくまで仕事上の関わりで」と捉えれば、人格否定とも混同しません。
いつも笑顔で愛想はいいけど、1人を好む。くらいの考え方で良いのですね。
お昼休みなども他の方と無理して会話しなくて良いのです。
② 敵になる必要はない
これが重要ポイント。わざわざ嫌われる言動を取る必要はありません。
ですので「丁寧に」ということです。
- 困っている人がいれば、必要に応じて助ける
- 笑顔で明るく挨拶する
- 相談にも乗る
こうすれば、仕事上の関わりで敵を作ることもありません。敵とも思われないでしょう。
一方で「もっと仲良くしたい」と思う方も出てくるかと思います。
この時にプライベートまで付き合いだすと、断ったり注意することがしんどくなります。
距離感を一定にすれば、休憩時間も「自分1人で休憩」ができるでしょう。
仕事上のやり取りも公私混同せず「お願いとして伝える」ことがしやすくなります。
これが気疲れを減らすポイントなのですね。
③ 職場はそもそも関係性が弱い
- 職場で働くことが類似性
- 年齢層も様々
- 働く理由も様々
人は類似性が多いと仲良くなります。故郷が一緒とかわかりやすいですよね。
仕事さえ丁寧にできれば仲良くなる必要もなかったりします。
人は3年年齢差があると価値観が変わると言われています。
今の20代の方と40代の方では価値観も違って当然でしょう。仲良くできるでしょうか?
ポイント
特に今は『副業前提』の考え方も増えつつあります。
その会社で出世を目指す方と価値観は一致しませんよね。このように、ぶつかり合う可能性も高かったりします。
趣味の類似性の方がよほど強いんですよね。
④ 仲良く一緒に仕事をする必要はない
繰り返しますが、職場では仕事さえ丁寧にできればいいんです。
- 友達のような関係じゃなくていい
- お互いを深く知らなくてもいい
教育はもちろん、ドラマなどの影響から「同僚と友達」のようなイメージも強いでしょう。
上司と部下の関わりも「ヒューマンドラマ的なもの」を求める方もいらっしゃいます。
[st-kaiwa1r]友達に指示、命令、厳重注意などをできるでしょうか?[/st-kaiwa1]
他にも、友達のような関係になったから残業を断れない…もあるでしょう。
仲良くなくとも「仕事さえ円滑にできればいい」のです。自分の細かい点まで教えなくてもいいのですね。
イメージとしは『愛想のいい一匹狼』です。
▼動画でも学べます▼
続けて、職場の人間関係で疲れやすくなるポイントにも注意しましょう。
2.職場の人間関係で避けて欲しい、疲れやすいポイント
職場の人間関係でヘトヘトになる方は、
関係性の領域が曖昧
なのです。
周りに受け入れてもらおうと必死になれば、疲れてしまいます。
愛想よくしたり、何でも教えたり。そのうち断れなくもなるでしょう。
この改善を目指しましょう。
① プライベートでも仲良くする
- プライベートの連絡先やSNSを教える
- 家族ぐるみで付き合う
- 社内の人の頼みを軽く引き受ける
結果として公私混同しやすくなります。
特に上司や先輩です。社外だったとしても、社内への関わりに影響が出ます。
そのうちにプライベートの連絡先から、仕事の頼みの連絡が来たりしますからね。
同僚も友達関係になると「残業のお願い、仕事のお願い」などが来るでしょう。
② 断らない、YESマンになる
断れないと仕事はどんどん増えます。
残業も断らなければ「残業をやりたい人なんだろう」と勝手に判断されやすいです。
断れない方は周りの苦手なことが集まるようになります。ですので、早めに断り方を覚えなければなりません。
注意ポイント
断ることは嫌われることではありません。ごく日常的に発生することです。
断ることで捨て台詞を吐く方がいれば、あなたを利用していた証拠です。断ることで人間関係が選別できるようにもなるのですね。
▼ネガティブの表現を覚えましょう。以下の記事が参考になります。▼
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『心がラクになる』傷つくことを言われ頭から離れない時の問題と解消方法
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③ 機嫌を取る、好かれようとする
不安から機嫌を取ることを迎合と言います。
機嫌を取る相手は苦手な人・刺激の強い人になってくるでしょう。
人は自分にとって安心安全な人を求めます。
1度機嫌を取ると、相手はさらに機嫌を取って欲しいと思うようになるのですね。
機嫌を取ったり好かれる努力をしない方が、実は人間関係はラクになるのです。
人に怯えていたり、愛想笑いをすると「都合よく使われやすくなる」んです。
④ 相手を変えようと考える
基本的に人は変えられません。
相手を変えようとすると「お互いの正義のぶつかりあい」になります。
人は人を敵認定すると、相手の悪い所を粗探しするようになります。
相手の性格や人格を変えない前提で人間関係を構築することが必要なんです。
ポイント
相手が怒りっぽい人だったとしましょう。
怒ることを前提に「どうやって関わっていくか」ということです。
報告などもどうせ怒られるのなら、早めに終わらせた方がラクでしょう。このように、ストレスを抱えない方法を試していくことになります。
まとめ:職場の人間関係はもっとドライにしましょう
職場の人間関係はこだわらなくていいんです。
仲良くしたり、好かれようと考えれば考えるほど気疲れの原因になります。
最初から「休憩時間を1人で過ごす」のような行動を取れば、そういうキャラクターだと思われるだけですよね。
お互いに「大好きじゃないけど敵でもない」程度で大丈夫。グレーな関係性を目指しましょう。
以上『「職場の人間関係に疲れたら…」ドライ+丁寧で深入りしない解決法を試そう!』という記事でした。
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