コラム

『心がラクになる』傷つくことを言われ頭から離れない時の問題と解消方法

傷つくことを言われた時、タイトル

「傷つくことを言われて、どうしても頭で考えちゃう…。」

そんな悩みにお答えします。

当記事では「傷つくことを言われた時の、心の納得方法」をお話していきます。

 

Ryotaです。相談業をしており、これまで2,000名以上お答えしてきました。

傷つくことで衝撃を受けて動けなくなる…というご相談も良く届きます。

お悩み女性
ホント、どうしてあんなこと言えるんでしょうね!
世の中絶対に嫌味や皮肉を言ってくる人がいるのです。
Ryota

そこで、我慢とどう向き合うか?が課題となるのですね。

当記事では、

傷つくことを言われた時に我慢して疲れてしまうあなたへ

どうやって気持ちを解消すればいいのか

をお話します。

問題の本質解決となるお話。ぜひお役立てください。

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1.傷つくことを言われ、頭から離れない時の解消法

ネガティブも表現が必要

ネガティブも表現が必要

ネガティブをしっかりと表現しましょう。

皆さんはネガティブな気持ちを吐き出してはいけない!と思ってないでしょうか?

お悩み女性
確かに怒ったり、嫌だと言うの苦手です…。
すると我慢するしかなくなっちゃいますよね。
Ryota

例えば、攻撃的な言葉を我慢したとしましょう。

感情は必ずどこかに吐き出すことになります。最終的に自分へ攻撃するんですよ。

言えない自分が悪い

できない自分が悪い

これがネガティブの表現ができない、ということです。

傷つくことを言われた時に、頭の中で「そりゃ違うよ!」と言いたかったでしょう。

その気持ちがいまだに消化できていないのです。

ネガティブの表現を覚えよう

怒る、イラっとする

嫌だと言う、困ると言う

傷ついたと言う

上記のような内容がネガティブの表現です。

傷ついた時に「それは傷つくからやめて欲しい」と言えればスッキリするのです。

今回の言われた内容については終わったことです。消化が難しいでしょう。

 

しかしながら、これから注意していくことはできます。

ネガティブを伝えても良いんだ!とわかるだけでも大きな気づきだったかと思うのですね。

我慢すると不満となり、怒りに変わっていく

傷つくことを言った人に対して「敵認定」しているかと思います。

相手の苦手な部分を粗さがししている

ずっと相手のことばかり考えている

ますます、我慢する内容が増えていきます。

お悩み女性
敵認定すると相手のことばかり見ちゃうんです?
皆さんは目の前にライオンがいるとして、怖いからずっとライオンを見ますよね。これと同じです。
Ryota

敵認定すれば、相手の行動を見続ける気持ちになるのですね。

でもネガティブが表現できないので我慢し続けます。我慢は不満となります。

「どうしてこの人はこんなことがわからないの!」

と思うのです。

最終的に怒りとなり、大喧嘩したり、感情の大爆発で人間関係が終わっていくのです。

注意ポイント

普段「大人しい、優しい」と言われる方が怒った場合、それは我慢し続けた結果です。

蓄積していたものがあるので「簡単に怒りは解けない」のですね。

これも不満⇒怒りの流れがわかりやすいです。

その場で表現できなくてもいい

愚痴を言う

チラシの裏にでも書いてみる

誰かに相談する

上記もネガティブを表現できています。

相手との関係性により、その場で対立できないケースもあるでしょう。

そういう場合でも「軽い愚痴」「運動などでのストレス解消」などで、ネガティブを表現し解消することができるのですね。

私の場合はボクササイズで上司の顔を想像しつつパンチキックしていました。

こんなことでも「傷つくことを言われて嫌だった」という気持ちを、否定せずに解消できているのです。

 

ネガティブの表現についてわかったところで、伝える力のことをお話していきたいと思います。

何を学ぶとネガティブを表現できるようになるのか?にもつながるお話です。

2.ネガティブの表現で重要な『伝導能力』の話

伝える力が伝導力

伝える力が伝導力

嫌なことを言われたら「嫌だ」と言えばいいのです。

しかしながら、直球で「嫌だ!やめて!」とは言いづらいでしょう。

お悩み女性
人間関係もあるし…会社だと社会的な関係もあるし。
ですので、伝え方のレパートリーを増やすことになります。
Ryota

例えば、

「申し訳ないけど必要ありません。」

ならどうでしょう。

相手にも労わりを向けてます。それほど圧力なく断ってますよね。

こういった表現を学んでいくと気持ちの解消ができるようになります。

① 伝導能力とは人に伝える力のこと

皆さんの馴染みある言葉の1つに「コミュニケーション」があります。

コミュニケーションとはお互いに意思疎通を取ること。

キャッチボールをしている、と言えばわかりやすいでしょう。

伝導能力は「ボールの投げ方」のようなことです。

お悩み女性
確かに、相手に優しくボールを投げ返してもいいのかも。
丁寧に「それはできません」と伝えても良いわけですからね。
Ryota

例えば、あなたの生き方を否定されたとしましょう。

  • それは傷つきます
  • 私はこれでいいから大丈夫ですよ
  • あなたはそう思ってるってことですね

色んな表現があります。

他にも「その場から立ち去る。二度と会わない。」も対立方法です。

これだって気持ちの表現何です。

② 言葉以外で伝えてもいい

  • 悲しそうな顔、嫌そうな顔をする
  • 相手をミュート、ブロックする
  • 無言になる

上記も立派な対応方法です。

にこやかに応対しつつ、二度と会わないでも全然良いわけです。

お悩み女性
言葉にしなくていいのは良さそうですね!
私も使ったことがあります。
Ryota

私の話

たまたま出会った人で、最初から敬語がないなどの苦手な人がいました。

ですので「一期一会にして以後は交流を持たない」を選んだのですね。

交流しないと決めることで、何を言われても特に傷つかなくなりました。対応を決断したためです。

③ 嫌なことを嫌だと伝えるから楽になる

人は感情を発散するからスッキリします。

例えば子供が親に反発。わざとモノを壊したり、ポカポカ叩くことがあります。

ですが、それはそれで発散できているのです。従順になると「モヤモヤする」と溜め込むのですね。

お悩み女性
なるほど…これはわかりやすいですね。
ネガティブを表現できれば「終わったこと」になるんです。
Ryota

人は物事を一件落着させると、以後は意識しなくなります

その内容も「その場でしっかり気持ちを出す」ことで一件落着させることができるのですね。

④ 伝導能力を学ぶため使えるもの

  1. 良好な人間関係
  2. 書籍
  3. 断ることの勉強

上記がおすすめです。

良好な関係の中で「自分の思いを表現していい」ことを体験しましょう。

気持ちを吐き出した方が自分の立場が良くなることに気づけると思います。

お悩み女性
確かに、我慢するといいように使われそうですね!
それに気づく作業が「良好な人間関係の中で気持ちを出すこと」なんです。
Ryota

嫌だ!という表現の前に、

「私はこれ食べたいな。」

のように、自分の意見を言う練習からスタートするのがおすすめです。

 

書籍であれば…著書で恐縮ですが私も伝え方の書籍を出版しております。

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断り方を学ぶのも有効です。

断る、というのも自分の意志表示の練習になるからです。

以下の動画もぜひ一緒にご覧ください。

まとめ:心のわだかまりを表現できるようにしましょう

傷つくことを言われたら気になって当然です。

それをしっかり相手にぶつけられると、こちらはスッキリするのです。

我慢して溜め込めば…最終的に自己否定になってしまいます。

 

相手を傷つける必要はありません。

「それは私はやめて欲しい。」

を伝え、あとは相手がどう対応するか?なのです。

ぜひ断り方やネガティブの表現を覚えてみてくださいね。

 

以上『『心がラクになる』傷つくことを言われ頭から離れない…時の問題と解消方法』と言う記事でした。

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Ryota

HSPアドバイザー・メンタル心理カウンセラー・行動心理士。自身も強度のHSP。心理系の資格・様々な仕事経験・癒しの音楽を学んだ経験を生かし、HSP向けの相談や仲間作り・認知に向けた活動を続けています。まぐまぐ大賞2020年新人賞1位獲得。詳しくはこちら→プロフィール →著書

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