「愛想はいいし社交的。でも相談できる人がいない…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事では外向型孤独症に関する内容がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
愛想はいいが相談できない。この悩みをHSEさんから多くお聞きします。
当記事では、
- 外向型孤独症とは何か
- どういう状態が該当するのか
- どう対処していけばいいのか
をそれぞれ解説します。
周りに人がいるのに孤独感を感じていれば、ぜひチェックしてくださいね。
▼HSEについて▼
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【要チェック】HSEとは?外向的・社交的HSPの特徴を徹底解説!
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1.外向型孤独症とは?愛想がいいけど孤立するあなたへ
ポイントは以下の3つです。
- 表面的には明るいが、悩みを抱えている
- 精神的に強いと思われており、かつ演じている
- 外向的だが心の奥でモヤモヤしている
生き生きとして見えるけど悩みがある。そんな状態ですね。
病気ではなく性格のお話です。
そして繊細だけど外向的なHSEさんからこの手の相談が多いです。
- 本音を言えない
- 人は好きだけどわかってくれない
- 友達は多いのにいつも一人で泣いている
代表的な部分から解説していきます。
① 表面的には明るいが、悩みを抱えている
外向型とは「人と一緒でエネルギーを回復するタイプ」と言われています。
- 人と何かをしたい
- ずっと一人だとふさぎ込んでしまう
- 人と話したりして発散する
周りからは生き生きとした明るい人と思われています。
ですが、この状態で「人に悩みを出せないケース」があるのですね。
それが外向型孤独症です。
リーダー・役職があるなど。特定の状況においても、自分の悩みを吐き出せない状況があります。
周りに人がいるけど孤独。
ここが押さえておきましょう。
② 精神的に強いと思われており、かつ演じている
- 何を言われても平気そう
- 言われたことを忘れていそう
- あまり思いつめなさそう
でも、それは演じているだけ。いつも悩んでいるんです。
これは…芸人さんなどを想像するとわかりやすいですね。
それが周りの人の前でも同じ状態な時ですね。
周りに心配させまいと明るく振舞っているなども考えられます。
③ 外向的だが心の奥でモヤモヤしている
- 一人になると頭を抱えている
- いつも心の奥では気持ちが絡まっている
これは本音を言えないような状態です。
協調性の高さからも、その場の空気を変えたくないと我慢することがありますね。
植物やペットには悩みを吐き出している。そんなイメージです。
続いて、具体的な特徴や診断のポイントをご紹介します。
※診断と言ってもあくまで性格的な部分。病気ではなく「そういう状況」という点ですね。
2.外向型孤独症の特徴や診断ポイント
以下の3つをご覧ください。
- 素の自分が出せない
- 他人に本心を悟られない
- 相談されるが、相談には乗ってもらえない
人は誰でも「わかって欲しい」と思うもの。
これが甘えの気持ちです。大人だって色んな甘えを持っています。
人間関係はコストと報酬のバランスでできています。
1,000円のプレゼントを渡したらその分のお返しが欲しいもの。
社交的な方は普段から人に与えている状態になりやすいです。
外向型孤独症の場合、それと同じくらい欲しい気持ちをモヤモヤと感じているでしょう。
① 素の自分が出せない
- 外で明るく振舞ってしまう
- 無理をする、疲れを隠してしまう
- 愚痴や相談ができない
外で演出している。外向的な自分じゃなきゃいけないという状態ですね。
そういうキャラでやってきちゃった、という部分もあるかと思います。
人はそれぞれ環境で違う性格を出すものですが…。
それがポジティブ・ネガティブの両極端になっているとも考えられますね。
▼性格の違いに関する動画はこちら▼
② 他人に本心を悟られない
- 周りが理解しようとしていない
- 「〇〇だろう」と、周りから思いこまれている
- 様々な性格の人に合わせられてしまう
社交的な能力が高すぎるとも言えます。
また、いつも楽しそうなので「そういう人だ」と思われているケースもあります。
- 明るい、楽しそう
- 悩みが少なそう
- 凄い人
キラキラしたアイドルは悩みがなさそうに見えるでしょう。
その感覚に似ています。
③ 相談されるが、相談には乗ってもらえない
- いつも相談を受ける側になっている
- 相談も深刻だと思われない
役割的なお話ですね。
相談を受けてばかりだと、相談したい人が集まってきます。
自分が助かっていないのだから、こちらの相談に乗ることはできないでしょう。
聞いてばかりなので、相談をするのが苦手。ともなりやすいでしょう。
診断ポイントはこちら
では具体的にどういう特徴があるのかご紹介します。
- SNS等でいつも他人と比較してしまう
- 人によって違う自分を出す
- 子どもの頃から物分かりがよかった
- 元気な時と静かな時がある(家では凄く静かなど)
- 他人の意見で影響を受けるが、他人は悟らない
- 人に親身になるが、親身になってくれる人は少ない
- 過去を懐かしく思い、今の状態を嫌う
- 表面的な自分を作ることがある
もちろん、こうした内容は誰にでも当てはまる可能性があります。
ほとんどの内容に当てはまり、かつ継続している場合に注意しましょう。
では外向型孤独症の状態であればどうすればいいのか。対処法もお話していきます。
3.周りに人がいるのに孤立してしまう時の対処法
以下の3つを考えましょう。
- 今と違うコミュニティを求めよう
- 相談していい場を使おう
- 明るく振舞わなくても人は離れていかない
「今、孤独になっている。」
という状態ですよね。
ですので、この先で普段の自分を出せたり、悩みを吐き出せることを求めましょう。
今のコミュニティでもサブリーダー的な理解者を作ることがおすすめです。
① 今と違うコミュニティを求めよう
現コミュニティでキャラを変えようとしても大変でしょう。
1ヶ月ほど違う自分を出せれば、新キャラで定着は可能です。
でも、周りが心配したりしますよね。
なので、素の自分が出せる違うコミュニティを持つと良いんですよね。
私も繊細な方向けのコミュニティを運営しております。HSPさんであればぜひご覧ください。
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HSPさん向けのコミュニティ「ココイロサロン」をオープンしました
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② 相談していい場を使おう
相談していい場とは「相談サービス」です。
- 行政の相談窓口
- カウンセラーさんのフリートーク
- インスタライブなどで相談に乗ってくれる場所
色々ありますよね。
私もスタンドFMのレターでお話をする場合があります。
「ここは相談していい場所だ。」
というだけで、話しやすくなりますよね。
身近な人以外で相談場所を持つと心も落ち着きます。
③ 明るく振舞わなくても人は離れていかない
普段から明るいキャラだと、それがステータスになりますよね。
誰だって落ち込んで当然。
落ち込む姿を見せるから、他の人も「ホッ」としたりするものなんですよね。
ポイント
明るい人も悩むから「あの人も悩むのか。」と人間味につながったりします。
人は人らしい悩み・考えの中で親近感を持つのですね。
逆に自分の弱みを見せることも自己開示的に、相手との仲を深める効果が期待できます。
まとめ:素の自分を出せる場所・人を求めましょう
外向型孤独症とは以下のような状態です。
- 表面的には明るいが、悩みを抱えている
- 精神的に強いと思われており、かつ演じている
- 外向的だが心の奥でモヤモヤしている
人が周りにいるけど相談ができない。その状態・性格的な面のお話です。
病気ではないのでその点ご安心くださいね。
悩みを吐き出せる場を探したり、弱みを見せていい部分を知り試していきましょう。
以上「『性格』外向型孤独症って知ってる?社交的なのに相談できない方はチェック!」という記事でした。
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