「HSPは接客業に向いてないのかな…。このまま続けるか悩んでるんだけど。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば接客業がつらいHSPさんの選択肢がわかります。
強度HSPのRyotaです。昔、ブライダルカメラマンをやってました。
当記事は、
- 接客業がつらいHSPさんへ
- こんなことでも人の役に立てるんだよ
- 実際に接客業をやったらこんなことで悩んだよ
というお話をします。
HSPが接客業をするなら、こんな職場を選ぼうね。ということにも触れていきます。
どうぞお役立てくださいね。
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HSPの転職に使って欲しいサービスまとめ/HSPの働き方も含めて解説
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1.接客業がつらいHSPさんはやめるべき?考えられる3つの選択肢
以下の3つです。
- 企画や事務など裏方に異動する
- 別業界の接客業に転職する
- 接客業をやめる
つらいと感じた時点でその職場は不向きなんですよね。
でも、接客業にも店舗により特徴が違います。
あなたのHSP度数と職場の環境次第で
HSPは接客業でも楽しく働ける可能性がある
んですね。
それも含めてお話ししていきます。
① 企画や事務など裏方に異動する
- 店舗から本社に異動する
- デザインや企画、広報の部署になる
- 事務、裏方の作業になる
人事異動で別の仕事をしようねってことですね。
接客することでサービスや商品の知識はついてます。
それを持って裏方に回れば会社も嬉しい。あなたも嬉しい。
数か月~1年働いた経験があれば交渉する余地がありますね。
ポイント
例えばアパレルの販売員。
販売にいると店長が限界。それより上になるって難しいんですね。
早い段階で別部署になることで、将来的な出世も狙えます。
② 別業界の接客業に転職する
- 受付
- エステティシャン
- レジャー施設
何も物を売るだけが接客業じゃありませんよね。
百貨店やイオンの受付スタッフさんも接客仕事。しかも客層がいい方です。
物を売るとどうしても押し売り的になり、ケンカ腰になるお客さんっています。
接客仕事の悩みは『お客さん』。
客層のいい接客業に切り替えるとHSPの嬉しい『感謝』が多くなります。
客層のいいお店については記事後半でご紹介します。
③ 接客業をやめる
やめるのは立派な決断です。
これって恋愛で言う『情』と似てるんです。
- 接客業のキャリアを捨てるのがもったいない
- ずっと接客で食べていくつもりだった
- 楽しいこともちょっとはある
これって他の仕事でも作れるじゃないですか。
接客業のキャリアも他業界で通用しない内容多いんですよ。
特にアパレルの小売店はキャリアになりません。
今って色んな仕事があります。
- 家事代行
- ディレクター業(外注などをする)
- イベント進行
- 通販ショップ運営
今まで接客業だけに注目してきましたよね。
他の業界はどういう仕事があるのか。まずはチェックしてみましょう。
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次に強度HSPで悩んできた私の接客業体験をお話しします。
2.強度HSPの私が接客業をした経験談
内定決定後よりブライダルカメラマンを1年ほど続けました。
まとめると以下のような状況。
- 現場での教育なし
- 怒鳴られる
- 月残業100時間が当たり前
- 激務過ぎて人がいつもピリピリしている
- 意識高い系の人がいっぱい
- カメラマン仕事はメチャクチャ楽しい
メイン仕事は最高でした。
でも、
- 人間関係の悪さ
- サービス業特有の増えすぎるサービスについていけない
により退職。
心身ともに疲労して倒れました。ドクターストップで1ヶ月ほど療養したんですね。
HSP的に良かった点、悪かった点をお話ししていきます。
1人の作業時間がないのがつらい
基本的に来客か電話があります。
休憩中すら店番と兼用のことがありますからね。
人目がないのって、
- オープン前の掃除や水やりの時間
- 閉店後の作業
だけです。
閉店後の作業も他の社員さんいるので、人目ゼロにはなりませんよね。
常に緊張状態になり『動悸が止まらない状態』になりました。
最初から怒っている・文句を言うお客さんがいる
- 最初からケンカ腰
- 価格が高い、サービスの質が悪いと叱られる
- 「何か気に食わない」という発言も多い
まぁ…ちょっとおかしい人いますよね。
でも、仕事なので対応しなきゃダメ。
怒ってる人と話すだけでHSPさんはヘトヘトになるんです。
来店だけじゃなくて電話でもクレーマーはいます。
対処ができないんでHSPさんにとっては『爆弾』みたいなものなんですよ…。
人が喜んでくれるのはホント嬉しい
接客業のよさは、
- 人から直接喜びを伝えてもらえること
- 自分に価値がつくこと
なんですね。
価値っていうのはスキルじゃなくて、
あなたにお願いしたいわ♪
ということ。
するとHSPさん感激できるんです。
HSPは悲観的になりやすい反面、喜びも人より感じやすいです。
私もブライダルカメラマンで写真を撮影する度に幸せを感じてました。
メインの仕事は凄く楽しかったなぁ…。
HSPだけど接客業をしたいあなたに伝えたい注意点もお伝えしますね。
決して接客業ができないわけじゃないんです。
他の仕事に比べて『会社選びを慎重に』ということなんですよ。
3.HSPが接客業を選ぶ時の注意点3つ
以下の3つです。
- 客層がいいかどうか
- サービス内容の変更が多すぎないか
- 不特定多数の人の出入りがあるか
HSPの仕事の悩みって大半が人間関係なんですね。
※ブラック企業はそもそもが問題なので省きます。
なので、人間関係の問題が少ないかどうか。
クレーム率が低いかどうかを考えましょう。
どういうサービスを扱うかにより働きやすさは変わります。
① 客層がいいかどうか
- 人柄がいい
- クレーム内容も理屈が通っている
- HSPも納得できればストレスが少ない
接客業は接客相手が重要です。
誰だってミスしますよね。
ミスした結果のクレームなら納得です。仕方ないですからね。
飲食店でセクハラまがいの言動とかあるじゃないですか。
あれ、客層が悪いからです。
悩まなくていいことで悩んじゃうとHSPさんは潰れやすくなるんですね。
サービス単価の高い商売は客層がいい
客層は主にサービス内容と単価で決まります。
- 高級志向
- 予約制
- 少数に向けたサービス
高級志向と言ってもメチャクチャ高くなくて大丈夫。
エステやネイルは『まだ客層がいい』です。
スーパーやコンビニ、安い理髪店は客層が悪いですよね。
ポイント
居酒屋を想像してください。
安いチェーン店は客層が悪いです。
大学生がワイワイ騒いだり、酔いつぶれたサラリーマンがいたり…。
ちょっと単価が上がれば『まだマシな客層』になりますね。全室個室とか。
そんなイメージでお店を選んでください。
② サービス内容の変更が多すぎないか
- 毎月、料金が変わる
- 季節ごとにサービス内容が変わる
- キャンペーン多すぎ
わかりやすいのが脱毛や写真館ですね。
季節でプランが変わります。
プランが変われば勉強が必要。施術以外の覚える内容が増えるんですね。
それを数日間で覚えないとダメ。
覚えても次の月には新キャンペーンで覚え直し。疲れますよね。
電話応対が増える
あなたたちでわからなければ、お客さんもわかりません。
電話応対での質問が増えます。
料金がわからないと最初からケンカ腰のお客さんもいらっしゃいますね…。
HSPは電話応対が苦手。まだアパレルのような値段が明確な接客業の方がマシですよ。
③ 不特定多数の人の出入りがあるか
知らない人との対応ってHSPが苦手なこと。
- 相手の性格がわからない
- 緊張してしまう
- 機械的な対応ができない
からですね。
つまり、
- 販売員
- 病院事務(受付)
- 銀行員
のような色んな年齢層の人が自由に出入りする職場は苦手ってことです。
小売店以外にも不特定多数が出入りする職場ってあるんです。
特に受付関係ですね。
イオンや百貨店の受付のように、
使われる回数が少ない受付
なら対応しやすいです。ご検討ください。
まとめ:中度以上のHSPは接客業を避けましょう
接客業がつらいHSPさんの取るべき道は以下の3つです。
- 企画や事務など裏方に異動する
- 別業界の接客業に転職する
- 接客業をやめる
接客自体はHSPの強みも発揮できる内容なんです。
問題なのは客層と環境なんですね。
心の負担が少ない接客業を選び、相手の気持ちを察する能力を発揮しましょう。
以上、『接客業がつらいHSPさんはやめるべき?3つの選択肢と接客体験談を解説』という記事でした。
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