「心理カウンセラーになりたいけど、どういう人が向いているの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事では心理カウンセラーに向いている人の特徴をお話しします。
HSPアドバイザーのRyotaです。
メンタル心理カウンセラー・行動心理士の資格を使い、心理系のアドバイスサービスを運営しています。
当記事は、
- 心理カウンセラーに興味のあるあなたへ
- 心理カウンセラーに向いている人の特徴
- 資格と素質の注意点
をそれぞれお話ししたいと思います。
社会に出てからカウンセラーを目指したいと思っている方。ぜひお役立てくださいね。
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心理カウンセラーの仕事ってどういうものなの?分野や働き方を現職が解説
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▼HSPさん向けにカウンセラーをしたいあなたへ▼
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HSP向けカウンセラーになりたいあなたへ。資格や学ぶべき内容を紹介
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1.心理カウンセラーに向いている人の特徴4つ
以下の4つです。
- 誠実であること
- 気持ちを洞察、想像すること
- 勤勉、幅広く学ぶ姿勢があること
- 仕事を割り切れること
「人を助けたい。だからカウンセラーになりたいんです。」
そういうお話やご相談を頂戴します。
知識はもちろんですが…知識だけでなく、信頼も必要。
さらに言えば、
自分が助かっていないと人を助けることは難しい
です。
ここを詳しく解説していきますね。
① 誠実であること
- 相手の気持ちに寄り添うことができる
- できるだけ、力になろうと努力できる
- 反発したり否定しない
自分の思いを相手のために話せるかどうか。
相手のために、色々と考えることができるか?という点ですよね。
自分の考えがあり、自信を持って伝えていくことができる。
相手の話を全身を耳にして聞くことができる。
この姿勢がクライエントの信頼につながりますよね。誠実は大切です。
② 気持ちを洞察、想像すること
- 相手の悩みの重さがわかる
- その時にどういう気持ちだったか想像できる
- 行動や動き等から、気持ちを判断できる
共感したり、相手の本心を見抜けるか?という点ですね。
クライエントの中には自分の気持ちがわからない。モヤモヤしている方も多いです。
多くの攻撃は嫉妬ですが、嫉妬しているとわからない方もいます。
その時に会話の中から考え答えを探っていく…。
探偵さんが答えを推理するようなイメージが必要です。これは知識から推測することも必要となってきますよね。
ポイント
行動心理も参考になります。
目が泳いだり、声が震えていたり。そういうところをちゃんと感じ取れるか?という点です。
③ 勤勉、幅広く学ぶ姿勢があること
- 時代により悩みは変化する
- 悩みは人それぞれオーダーメイド
- 一生かけて学ぶ考えが必要
まず科学が進歩します。最新のことを知り、それを生かすことが必要です。
そして…悩みについて知識を持つことなんですよね。これが大事。
でも、自分が体験したらわかるかもしれません。
机上だけでなく様々な経験が学びになります。
行動的であり、常に心理のこととつなげて生きる。そのくらいのイメージが必要となります。
ポイント
書籍を読み続けるのも1つの選択です。
例えば、ビジネス書を読めばお仕事の悩みについても色んなお話ができますよね。
④ 仕事を割り切れること
- 全力を出しても助けられないこともある
- 仕事なので、対価を正しくもらわないといけない
- ルール決めも必要
例えばSNSのDMでついつい相談に乗っているとします。
延々と相談が届きますよね。しかも対価はありません。仕事ではないからです。
個人の仕事であればルール決めも必要です。
私は悩みの共有で皆さんを癒す…という選択を取っています。
安価ですがテキストベース。1週間の悩み回答も制限を設けています。
対面で2時間とか話したい。という方向けではないんですよね。
ポイント
自分が助けられる領域を明確にしましょう。
医師ではないので医師の領域のことはお話しできませんよね。
身近な地域なのか全国規模なのか。それでもアプローチは変わってきます。
自分自身も経験し、悩もう
例えば、サラリーマンを経験せずそのまま心理カウンセラー…ということもあるでしょう。
その場合にサラリーマンの悩みをどこまで考えられるでしょうか?
とは言え、全部の経験はできません。
悩みの内容は違うにせよ「質・重さ」を見抜ければ…想像はできるかもしれません。
あなたも色んなことをして、悩みましょう。それが皆さんの助けになります。
続いて、心理カウンセラーの資格や素質の話をします。
2.知って欲しい、カウンセラー資格と素質の注意点
以下の3つが注意点です。
- 知識だけでは良いカウンセラーになれない
- 自分を信用してもらう努力も必要
- 自身の経験も上手に使おう
例えば…どんな優れた資格を持っていても、威圧的ではダメでしょう。
過去に、
待合室に聴こえる話声でカウンセラー同士が愚痴を言っていた
という話を聞いたことがあります。
これがどれほど不信感を与え、悲しいことなのか…。わかるか、わからないかって大きいです。
① 知識だけでは良いカウンセラーになれない
- どれだけ親身に話を聞けるか
- 声や表情で安心感を与えられるか
- 安心できる環境を整えられるか
優れた知識を持っているとして、それを上手に使えるでしょうか。
相手が泣いていたら…どういう行動を取るでしょうか。
例えば…腕の悪いお医者さんがいるとします。
でも、1人1人に精一杯話を聞いていて努力していました。
その安心感を求める人って一定数出てくるでしょう。この感覚です。
ポイント
知識を振りかざすのではなく、必要な場面で使う。
誰よりも、場合によっては相手以上に相手のことを知ろうとする。
こういう感覚が必要となってきます。
② 自分を信用してもらう努力も必要
- 外面を整え、話し方も改善する
- 一貫した発信をする
- 価格帯を変更しすぎない
特に初めて相談しようとしている方って…半信半疑です。
- お金をガンガン取られない?
- 本当に大丈夫?攻撃されない?
- 悩みがホントに改善するの?
このモヤモヤを解決するのがわかりやすい発信、窓口です。
仕事で悩んでいる人から高額なお金を取ると。それって助けようとしてる?ってなります。
これも一貫性になるんですよ。
無料期間、お試し価格も必要になるでしょう。
清潔感なども大切。この人に話したい!と思ってもらえれば、会話もスムーズになります。
③ 自身の経験も上手に使おう
- 同体験の共感は納得される
- 苦労がある人の方が話しやすさにもなる
失恋相談に答えるとして、失恋経験のある方の方が理解されやすいでしょう。
仕事経験・転職経験があればサラリーマンの悩みもわかります。
これって素敵なことです。悩みにも寄り添いやすいでしょう。
注意ポイント
しかし、未経験だから話ができないわけではありません。
体験は他のカウンセラーさんとの差別化になり、得意分野になるよねってお話です。
まとめ:心理カウンセラーになる前に自己分析をしましょう
心理カウンセラーに向いている人の特徴は以下のとおりです。
- 誠実であること
- 気持ちを洞察、想像すること
- 勤勉、幅広く学ぶ姿勢があること
- 仕事を割り切れること
助けられる人の領域を決め、自分の能力の限界を知ること。
その上で自分の個性…強みをどう生かすか?という点になってきます。
クライエントさん的に「男性の方がいい、女性の方がいい」という方もいらっしゃいます。
それも1つの選択肢になりますからね。改めて自分を考えてみましょう。
以上『【大事】心理カウンセラーに向いている人の特徴4つ/相談を仕事にしたいあなたへ』という記事でした。
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