「他人に期待しない方法ってないのかな?いつも傷ついちゃう…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事では、他人に期待しない方法がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。行動心理士でもあります。
人間関係は期待しないと良好になりやすいのですね。
当記事は、
- 他人へ期待して疲れてしまうあなたへ
- 他人に期待しない方法
- どういう人が他人に期待をしてしまうのか
をそれぞれ解説します。
特に繊細な性格の方が人間関係を良好にしやすいです。
ぜひお役立てくださいね。
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1.他人に期待をしない方法6選/考え方から学んでみよう
以下の6つです。
- 相手の行動を見て判断する
- どんな人も人である
- 都合よく考えすぎていないか
- 期待をするからマイナスを感じる
- 仲良くなってから期待すればいい
- 最初から相手に貰おうとしない
期待するのは「貰おうとする行動」とも言えます。
美味しそうなご飯を見れば、
- 美味しいだろう
- こんな味だろう
と想像します。これも期待ですよね。
なので、見た目が整っている人を見て「素敵な人だろう」と思います。
でもその人が言葉づかいが下品とかだったら、ガッカリします。
このガッカリが「期待をしていた証拠」なのですね。
最初から相手をレッテル貼りしないことが期待をしないコツとなります。
① 相手の行動を見て判断する
- 最初はグレーな感情。好きでも嫌いでもない状態
- 相手の行動を見て好き嫌いを決めよう
好きでも嫌いでもない状態なら相手の行動を素直に見ることができます。
苦手な行動を取れば苦手、好印象なら好き。わかりやすいですよね。
3回会うまでは「まだ他人」と考えてみましょう。
連絡先なども3回会うまで交換しない方針だと相手を観察しやすいです。
ポイント
LINEや電話番号を「面倒だからよっぽど仲良しじゃないと交換しない」とルール決めしましょう。
あまり使わないSNSの交換程度にすると面倒なやり取りに発展しづらいです。
しかも相手のSNSを見ることができるので、人柄を判断できます。
② どんな人も人である
- 白馬の王子さまや女神様じゃない
- 芸能人だって「人」
もちろん、当記事を書いている私だって「人」です。
カウンセラーの資格を持っているとはいえ、否定や誹謗中傷をされたら腹は立ちます。
あなたの大好きな俳優・女優さんだって思ったような人物ではないかも知れません。
もちろん、職業の役割として優しくしてはくれるでしょう。
でも一線を超えれば、腹を立てますし問題にもなります。
特別と思いこまないことなんですね。
③ 都合よく考えすぎていないか
- この人は悩みに答えてくれるだろう
- こういう言葉づかいが正しいのだろう
主にSNSで多いです。
お医者さんがSNSをしていて、DMで身体の質問をするとかですね。
答えれば責任も発生します。それは期待をしちゃっている状態ですよね。
- ご飯を奢ってくれるだろう
- 悩みを解決してくれるだろう
こういうのも期待です。
もちろん、相手が親友など絆の深まっている方なら別。距離感を混同しないことですね。
④ 期待をするからマイナスを感じる
- 期待すると裏切られたように感じてしまう
- その気持ちを既に持っていないか考える
例えば片思いの相手。
付き合いたい、好かれたいと期待をするので最初からプラスの状態です。
急に嫌いになりませんか?
急激に好きになると、急激に嫌いにもなりやすいです。これも期待が原因。
このマイナス的な想像をしているなら、あなたは既に期待している状態です。
期待している状態かどうかを考えてみましょう。
⑤ 仲良くなってから期待すればいい
- 関係性が深まれば多少の期待はある
- 後で期待しよう
人間関係を考えるに重要なポイントがあります。
与える・貰うのバランスが丁度いい
1,000円のプレゼントを渡したら、同じ程度の内容を貰う。という状態です。
これが順調だとお互いに仲良くなり絆も深まりやすいです。
期待をするタイミングがあるよってことなんですね。
ポイント
少なくとも「相手の名前がわかる」「3回は会っている」など。
相手の情報をある程度知っていることが前提になります。
何も知らないのに期待するのは、すれ違っただけの人に期待するようなものですね。
⑥ 最初から相手に貰おうとしない
- 急にDMで質問する
- 「このくらいいいだろう」と思う
これ、創作分野で多いです。
イラストを描いている人に突然「私の絵を描いて」というなどですね。
他にも、1人に渡したら他の人も期待するでしょう。
技術に対する背景を想像できれば、気軽に期待するってできないんですよね。
せめて「最初に渡す」ことが必要です。
ポイント
あなたも技術を持っていて「相互交換」なら可能性があります。
お願いを引き受けるとは責任が発生する、ということなんですね。
なので最初から貰う・期待すると人間関係が悪化しやすいです。
では、どういう人が期待をしてしまうのか。そこもお話ししたいと思います。
2.どういう人が他人に期待をしやすいの?
例えば以下の3つです。
- 協調性が高い
- 最初から人に好意を持っている、性善説的に考えている
- 不調気味、物事がうまくいっていない
性格的な面。または心の状態が影響します。
該当していれば「無意識に期待して疲れている」かもしれません。注意しましょう。
① 協調性が高い
協調性の高さにはデメリットがあります。
- 輪を乱したくない
- 周りも「こうあるべき」と正義感が強まる
- マナー意識が高くなる
人に対して「人を気づかうものだろう」などの期待が出てくるのですね。
協調性については以下の動画でさらに詳しく解説しております。
② 最初から人に好意を持っている、性善説的に考えている
- 人は皆優しいもの
- 人を好きでいなければならない
性善説とは孟子が説いた性格論ですね。
手伝ってくれるだろう。優しさがあるだろう。
そう思ってしまいます。
実際は人を利用するずるい人もいますからね。期待して裏切られたように悲しくなります。
③ 不調気味、物事がうまくいっていない
- 落ち込んでいる、気持ちが沈んでいる
- 失恋した
- 退職してしまった
物事がうまくいっていない時、人は人が恋しくなります。
でも皆さんは不調な人を見てどうしますか?
「今はそっとしてあげよう…。」
と、誘うのをやめたりするのが自然です。不調な時はつながりが持ちづらいんですね。
不調な時は不調と向き合うことが人間関係を整えやすいです。
まとめ:人に期待をするのは絆が深まってからにしましょう
他人に期待しない方法は以下のとおりです。
- 相手の行動を見て判断する
- どんな人も人である
- 都合よく考えすぎていないか
- 期待をするからマイナスを感じる
- 仲良くなってから期待すればいい
- 最初から相手に貰おうとしない
赤の他人に期待をしても、相手にされないのが普通。
ですので仲を深めたり「自分が先に与えること」から考えてみましょう。
以上『他人に期待しない方法ってある?繊細な性格を劇的に楽にする6ポイント』という記事でした。
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