「HSPの夫婦関係を良好にする技ってないだろうか…?」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば、HSPのあなたが夫婦関係を良好にするポイントがわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
相談窓口『HSPの教科書』より、HSPさんから夫婦関係についても定期的にご相談を頂戴します。
当記事では、
- 夫婦関係で悩むHSPさんへ
- 良好な夫婦関係のために取り入れて欲しい方法
- 夫婦の感情について
をそれぞれ解説します。
ぜひお役立てください。
▼HSPと子育ての話▼
-
【手を抜こう】HSPは子育てで悩みがち/あなたを助ける4つの考え方
続きを見る
▼相談+HSPさんの生き方情報はこちら▼
-
【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集
続きを見る
1.HSPの夫婦関係を良好にする5つの技
以下の5つです。
- スキンシップやマッサージをする
- 細かいことでも感謝を伝える
- お互い1人の時間を持つ
- 自分の意見をわかりやすく伝える
- 「HSPだから」という伝え方をしない
もちろん、夫婦関係を良好にするポイントはHSPさんに関わらず使えます。
しかしHSPさんは良くも悪くも環境の影響を受けやすい。
同居人は強い影響力を持ちます。
小さな習慣が変化につながります。
すぐ実践できることなので、それぞれお試しくださいね。
① スキンシップやマッサージをする
- スキンシップでオキシトシンが分泌されやすい
- オキシトシンはストレスを解消したり、幸福感を与える
スキンシップや団らんがオキシトシンを分泌されることは発表されています。
恋人時代。手をつないだり…様々なスキンシップをしていました。
でも夫婦になるとそういうスキンシップが減ります。
特に育児中。お互いヘトヘトでスキンシップを取るくらいなら眠りたいでしょう。
マッサージなら疲れが取れます。自然にスキンシップができ、会話もできます。
かつ、マッサージを受ける側はリラックスできるので。イライラがなくなります。
日本一眠れるヘッドマッサージの記事も参考になりますよ。
ぜひ、こういうものを実践して…。スキンシップを増やしてください。
ポイント
人間関係はコストと報酬のバランスでできています。
夫婦1人だけがマッサージを受けるばかりでは、逆にイライラするでしょう。
必ず「交代」でマッサージをしてください。
② 細かいことでも感謝を伝える
- 感謝は人間関係を円滑にする
- 前向き、ポジティブな気持ちになる
- お互いに嬉しい気持ちになる
してもらって当たり前。この状態だとギスギスします。
働いてくれてありがとう。家事をしてくれてありがとう。
ご飯を用意してくれてありがとう。
そこに甘え的な「わかって欲しい!」が入ると勘違いしやすいんですね。
お互いを勝ち負けにしてはいけません。
わかって欲しい気持ちを認め、わかってあげる。これも夫婦関係を整えるカギになりますよ。
▼甘えについての動画も参考になります▼
③ お互い1人の時間を持つ
- 成長につながる
- リラックスになる
- 別の依存先を見つけるきっかけになる
特にHSPさんは1人の時間が必要です。
1人の時間は刺激が少なく、のびのびとできるので…エネルギーを回復できます。
四六時中監視状態だと参っちゃいますよね。
ずっと一緒にいるとたまには「自分の趣味」をしたくなるものです。
そういう時間をお互いに持つ話をしてみましょう。
ポイント
長時間じゃなくて大丈夫。
1時間散歩する。カフェに行くとか。そんなことで構いません。
お子さんがいる場合は、交代で面倒を見る時間を作ることが必要となります。
④ 自分の意見をわかりやすく伝える
- HSPさんの意見の伝え方は丸すぎる
- ほとんど伝わっておらず、ガッカリするケースが多い
HSPさんは様々なことに気づいてしまいます。
その気づきやすさから、相手に配慮しすぎて「言い訳的に会話をするケース」が多いなと感じています。
例えば、欲しいものがあるとしましょう。
これ買っていい?
と聞けばわかりやすいです。
ちょうど安いものがあるの。必要なんだ。ほら、色々買ってないし。
これだと「欲しい」と伝わって無かったりします。
そして否定されると…自分が否定されたように落ち込み、自分の思いを話しづらくなります。
伝え方のコツとして、結論から先に言うのがおすすめ。
結論を言うのはドキドキするでしょう。でも伝えたいことは結論です。
結論を言った後での装飾なら内容的には伝わりやすいです。
⑤ 「HSPだから」という伝え方をしない
これ、皆さんからのコメント等でよく聞くケースです。
そして「自分を変えようとしないよね。」と否定され、ガックリ落ち込みます。
HSPはほぼ認知されておりません。
当事者でないと気持ちの共有は困難です。
HSPに逃げている。HSPを自分を肯定する道具に使っている。
そういう印象を持たれるということですね…。感覚のすれ違いです。
ですので、わかりやすく伝えることが必要です。
- 強い音や光が気になって、眠れず疲れ切ってしまう
- つい人のことを考えすぎてしまう
- 小さなことにも注目する
これなら性格として何となくわかってもらえるでしょう。
相手にわかってもらおうとせず「疲れたから…。」など、自分の状態を伝えることもポイントです。
以下の動画も参考になります。
カミングアウトの注意点はこちら。
-
【大切】HSPってカミングアウトして大丈夫?注意点と相手に引かれないポイントを紹介
続きを見る
以上のことを検討するだけでも、今までと変化が期待できます。
続いて、夫婦の感情ってどういうものなの?という点をお話しします。
2.夫婦の感情について知って欲しいこと
以下の3つを知識にしましょう。
- 夫婦はお互いの感情を共有する
- 相手の見えない苦労を想像する
- 相手ではなく自分に怒っているケースも多い
身近な人だから要求が高くなっていきます。
知らないうちに「あれもこれも…」となり、敵になっちゃうんですね。
なぜピリピリしちゃうのか。そこを考えると理解が深まります。
① 夫婦はお互いの感情を共有する
- あなたがイライラしている時、相手もイライラしている
- 一緒に喜べる
- 悩みも伝染しやすい
あなたがわかって欲しいと思っていると、配偶者もそう思ってます。
例えば…
あなたは家事や育児を手伝ってと思っている。
旦那さんが仕事の忙しさをわかってよ、と思っている。
ということ。
これ、ケンカせずに解決できるんです。
お互いに「いつも忙しいね。ありがとうね。」って言い合えばいいんです。
そしてちょっとだけやることを共有する。すると…敵じゃなくて仲間になります。
ポイント
夫婦でカウンセリングを受けると…。お互いの悩みを初めて話すことになります。
それで相手の気持ちがわかり一気に仲直りするケースもあるんですよ。
② 相手の見えない苦労を想像する
- 自分だけが苦労しているわけじゃない
- 苦労は内容が違うだけで質が似ていることがある
職場で上司に叱られているかもしれません。
ママ友関係でイライラしているかもしれません。
これを想像できると『労わりたい』と思えますよね。
お互いに愚痴る時間があってもいいんです。
夫婦でケンカするよりよほどマシ。
でも夫婦間では感謝を伝えます。するとポジティブな気持ちで今日を終えることができます。
③ 相手ではなく自分に怒っているケースも多い
例えば…イライラしていて家族に強く言っちゃう旦那さんがいます。
これは家族に怒りたいんじゃないんですよ。
うまくできない。悩みを抱えている自分が腹立たしくてイライラしちゃうケースがあります。
本当は家族を楽させたい。
子どもに「格好いいパパ」を見せたいと思います。
でも会社で叱られ、涙ながら帰宅。転職も検討なら…そりゃ自分に怒りを覚えます。
こういう時に、
そのままでいいよ。私たちはあなただから大好きだよ。
と言ってあげることなんですね。この肯定が勇気になります。
まとめ:HSPさんは自分の意思を伝える努力をしましょう
HSPの夫婦関係を良好にする技は以下のとおりです。
- スキンシップやマッサージをする
- 細かいことでも感謝を伝える
- お互い1人の時間を持つ
- 自分の意見をわかりやすく伝える
- 「HSPだから」という伝え方をしない
もちろん、これは一例にすぎません。
共通の趣味を持ったり夫婦だけの時間を作るようにしたり。
そういう努力で夫婦関係は維持できます。ただし「努力は必要」です。
1番身近な人だから仲の良い状態を作るよう…植物に水を与えるよう大事にしてくださいね。
もしHSP関係や人間関係、夫婦のお悩みなら私の相談サービスも気軽にお使いください。
初月は無料で使えます。
メルマガを使った相談+HSPの情報が届くサービス。日本一のメルマガを決めるまぐまぐ大賞で新人賞1位も獲得しています。
利用者も続々増加していますので、皆さんの知識に役立ちますよ。
▼詳細はこちら▼
-
【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集
続きを見る
以上『HSPの夫婦関係を良好にする技/日々の生活で試して欲しい5つのこと』と言う記事でした。
-
【手を抜こう】HSPは子育てで悩みがち/あなたを助ける4つの考え方
続きを見る
-
【HSPの教科書】HSPアドバイザーが教えるHSPの生き方・働き方&質問回答集
続きを見る
-
【大切】HSPってカミングアウトして大丈夫?注意点と相手に引かれないポイントを紹介
続きを見る