「HSPは気質って言われるけど、どういうこと?対処法はないの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばHSP気質についてわかります。
強度HSPのRyotaです。学生時代から生きづらさを感じてました。
HSPは性格じゃないんです。
生まれ持ったものなんですよ。
当記事では、
- HSPの気質って何?
- こんな対処法は効果がないよ。間違ってるよ。
というお話をします。
私の体験談交えてお話ししますので、あなたの人生にお役立てくださいね。
▼そもそもHSPって何?▼
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【もしかして】HSPとはどういう人のこと?ひと一倍敏感、繊細なら確認すべき4つの性質
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▼HSP診断テスト▼
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【チェック】HSPの診断テスト/2分で終わる25項目で簡単審査
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1.HSPの性格と気質の違いについて
性格は徐々に変わりますよね。
気質は変わらないんです。
- 人それぞれ身長が違うように
- 声のトーンが違うように
- 髪の毛の色が違うように
まぁ、髪の毛の色なら後で簡単に変えられますね。
でもHSP気質は違います。見えないものなので、人の手ではどうにもなりません。
これがわかってないと毎日つらい
です。
まずはその気質の知識を学んでいきましょう。
気質は生まれ持ったもの。治らない
先天的なものなんです。
赤ちゃんの頃から刺激に弱いんですよ。
HSPの子どもあるある
- 強い光や音に敏感
- 寝つきが悪い
- 細かく起きちゃう
- 親の顔色を凄くうかがっちゃう
親御さんに
「神経質な子どもだったよ。」
と言われたら疑います。
とある日を境にHSP気質になった。
トラウマからHSPになった。
というお話じゃないんですね。それはあくまでHSP以外のことです。
性格なら少しずつ変わる可能性があります
性格ならあなたの行動や考え方で変わる可能性があります。
- 引っ込み思案だったけど、
- アクティブな友人に影響され、
- 海外旅行も楽しめるようになった!
みたいなこと。
そうじゃないんです。背の高さや声のトーンと一緒ですからね。
- どれだけ努力しても、
- 強い光や音が気になるし、
- 人の機嫌が心の中に入ってくる…
です。
脳のシステムに違いがあると考えよう
ハーバード大学の心理学者、ジェローム・ケイガン氏が調査しています。
- 神経の高ぶりに関係する物質が多く分泌
- 計画している時に分泌されるホルモンがよく出る
つまり、
- 刺激に弱い
- 警戒している個体
なんです。
ちなみに、人以外でも似たような個体がいます。
脳のシステムの問題だから治らない。
ほら、うつ病だって『ストレスと戦う物質が出なくなる病気』ですよね。
HSPは甘えじゃないし治らない
覚えておきましょう。
でも、甘えだと思うから間違った対処する人が多いんです。
HSPかどうかは当ブログの診断テストで簡単チェックできますよ。
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2.HSP気質なあなたの間違った対処法について
以下の4つです。
- 自分の努力で解決しようとする
- 鈍感になろうとする
- 人に理解を求める
- 心を鍛えようとする
努力の方向性を間違えるなってことです。
心は鍛えればマシになるかもしれません。
でもHSPは鍛えられないし、なくすこともできません。
ゲーム的に言えば、
生まれつきのステータス
なんですよ。
ここを理解せず対処すると間違った努力の方向。
毎日がつらい。悲しい。逃げたいことの連続になります。
▼HSPの生き方がわかる動画はこちら▼
① 自分の努力で解決しようとする
- 我慢する
- 人付き合いの対処法を実践する
- 心を無にして、人との関りを続けようとする
こんな感じ。
ストレスケアでの対処や考え方を変えようとしても無理なんです。
心のコップが大きくなっても、
注がれる水の量が多すぎ
なんですね。
HSPさんって真面目が多いから自分に厳しいんです。
教育的に
- 甘えはダメ
- 頑張りが足りない
- 我慢が美徳
になってます。これをやめましょう。
気質は我慢するだけ無駄です
既にお話ししましたね。
HSPは気質なので頑張っても、努力しても、治りません。
経験則で慣れることはあります。
でも、痛みに慣れても痛さは感じるじゃないですか。
普通の心が弱い人向けの本を読んでもダメ。
HSP向けの話を知らないと本当の意味で楽にならないです。
② 鈍感になろうとする
我慢の究極の形ですよね。
鈍感になる例
- 何を言われても愛想笑いで解決
- 使われても仕方ないと思う
- 心を無にする
でも、それって自分の持ち味をなくすこと。
HSP気質はデメリットだけじゃない
んですよ。
- 人の気持ちがわかる
- 小さなことに気が付く
- 発想力に優れている
そこも鈍感になっちゃいます。
自分を否定することなので苦しいです
自由って自分の思い通りに生きることですよね。
だったらHSPも我慢してはいけません。
HSPが鈍感になるとどうなるか
- いつも心が苦しい
- 人生そのものがつらくなる
- 自分をわかって欲しいと思う
HSPってプラスに働くこともあるんです。
相手の笑顔が
自分のおかげ
ってポジティブに思えるのもHSP気質。
だから鈍感になるんじゃなくて、HSPがプラスに働く場所に行くのが大切なんです。
③ 人に理解を求める
- HSPのことを知らない
- 知っていても理解できない
- 教えてもらっても、マイナスに感じる
このとおり。
あなたの知人に『HSPって知ってる?』と聞いてください。
えっ?何それ?
が1番多い回答なはず。
ようやく書籍が出て、一部の人に知られるようになった程度です。
同じ立場の人しか理解できません
背の高い人は背の低い人の悩みがわかりません。
逆に、背の低い人は背の高い人の悩みがわかんないですよね。
HSPは刺激に弱いです。
なら、どのくらい弱いの?
この光をどう感じているの?
心で感じる問題ですし、理解できるのはHSPだけです。
④ 心を鍛えようとする
甘えの問題だと思っちゃうんですよね。
- 自分の頑張りが足りないから
- 考え方が間違ってるから
- 社会に溶け込めてないから
なので、無茶な環境で心を鍛えようします。
背の低い人がバレーで不利なように…
HSPにとって不利な環境に行くだけ。単純に苦しみが続きます。
いつか、心が爆発します
我慢して我慢して、
ストレスが身体に出て終わり
わかりやすいですよね。
HSPは心を鍛えるんじゃなくて、
心に優しい場所に行く
を考えます。
心を鍛えるのは努力の方向性が間違っているんですよ。
まとめ:HSPは気質なので上手に付き合うことが大切
HSPは性格じゃなくて気質。
生まれついてのものなので、治らないし改善が難しいです。
HSPを前提に暮らしやすい環境を作りましょう。
以下の対処は間違いです。
- 自分の努力で解決しようとする
- 鈍感になろうとする
- 人に理解を求める
- 心を鍛えようとする
こういう努力はやめて、優しく暮らせることに努力しましょう。
以上、『【要注意!】HSPは性格ではなく気質?間違いやすい4つの対処法』という記事でした。
▼HSPの生き方がわかる動画はこちら▼
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