「HSPって電話応対が苦手なのかな。電話がなるのが怖い…。」
そんな不安にお答えします。
当記事を読めばHSPと電話の相性の悪さがわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。ほぼ電話を使わない生活をしています。
当記事では、
- HSPがどうして電話と相性が悪いのか
- なら、どうやって電話と付き合っていけばいいのか
をお話しします。
当記事を読めば、電話応対の多い仕事は避けようかなって思いますよ。
どうぞご覧ください。
※ただしHSP=電話が苦手、というわけではありません。相談やコメントを元にした内容です。
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1.HSPが電話応対の苦手な5つの理由
以下の5つです。
- どんな機嫌の人からの電話かわからない
- 声が聞き取りづらくても聞き返せない
- 戸惑っている姿を見られたくない
- 声で人の機嫌を察してしまう
- 電話に意識を集中してしまう
つまり、
- 出たくない
- 怖い
- でも、出ないといけない
と思っちゃうんですね。
電話を見ることもストレスに感じるほど。
特に仕事がわからない
入社直後の電話応対
は苦痛でしかありません。
それぞれ詳しく解説していきますね。
① どんな機嫌の人からの電話かわからない
- クレーマー
- 文句がある、イライラしている人
- ケンカ腰な人
こんな人からの電話って多いんですね。
逆に言えば、
HSPでも誰かわかっている人からの電話は平気
なんですよ。
特に大企業だと電話内容が多岐にわたります。
- どこの誰に取り次げばいいかわからない
- つなげ方もわからない
- 商品の知らないことが多い
逆にお客さんから叱られるケースもあります。
1度でも叱られると電話に恐怖心が出てきます。
機嫌の悪い人が横にいるみたいに、電話も不安の対象になるんです。
上場企業に勤めた時の経験談
地元の大きな会社で企画営業になりました。
電話応対などのマニュアル、教育制度がないのに電話当番。
お客さんから「君、仕事わかってるの?」と叱られることも多かったです。
ご参考まで。
※電話を取った瞬間に軽いパニック状態になるんですね。
頭が真っ白になるのでどうすればいいか対応できませんでした。
② 声が聞き取りづらくても聞き返せない
- 1度はともかく、2度も聞き返すのができない
- 失礼だと思われそうで怖い
- 知ったかぶりをしてしまう
電話でも相手にどう思われるか不安なんですね。
だから、何とかごまかそうとします…。
電話じゃなければ平気なんですよ。近寄れば済むので。
何とか話をつなげて電話を終わらせたとします。
- 実は全然違う内容だった
- 大事な話だった
- 取り次がないとダメなことだった
叱られてますます電話への苦手意識が強まります。
③ 戸惑っている姿を見られたくない
意識するのって電話相手だけじゃないんですね。
- 社内で大声を出して目立ちたくない
- 失敗を知られたくない
- 「電話応対もできないんだ。」と嫌われたくない
特に静かなオフィスだと気疲れが激しいです。
HSPって自分がどう思われるかを察するのが得意なんですね。
注意ポイント
失敗することじゃなくて、失敗で評価が下がることが不安。
人が内心「笑ってる」。
そんなこともHSPは察しちゃいます。
だから電話応対で戸惑ってる姿を人に見せたくない。
電話応対したくないと思うんですね。
④ 声で人の機嫌を察してしまう
- 声で現在の機嫌がわかる
- 電話の雑音も気になる
- 言葉のとげがわかる
普通の人って大きな声を出されても「大きな声」しか思いませんね。
HSPの場合、
- 大きな声を出した
- 私の声が聞き取りづらかった?
- 何か怒ってる?
- 私…怒らすようなことした?
と、5秒くらいで感じちゃいます。
こうなると電話どころじゃありません。
電話の内容じゃなくて相手の機嫌を損ねないことを考えます。
これがHSPと電話の相性が悪い1番の原因です。
▼HSPと音の関係性はこちら▼
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『敏感』HSPは音に弱い!特徴と普通の人じゃわからない具体例を7つ紹介
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⑤ 電話に意識を集中してしまう
上司に見られているのと一緒の感覚です。
- 電話が鳴ることにビクビクしている
- どう応対しようか考えてしまう
仕事の効率が落ちますね。
まるで、
楽しみにしていた体育祭で
雨雲が出てきて中止かどうか気になる
みたいな状態。
仕事が少ない状態でも電話のせいで気疲れします。
唯一気疲れしないのは『電話がない場所での作業』だけ。
このようにHSPって電話応対に向いてないんです。
じゃ、HSPはどうやって電話と付き合っていけばいいか。続けてお話ししますね。
2.HSPが疲れなくなる電話との付き合い方
以下の3つです。
- 細部にわたるマニュアルをもらう・または作る
- できるだけ別の人に電話応対をお願いする
- プライベートでは電話をミュートする
電話に意識を向けるとネガティブなことばかり考えます。
- クレーマーならどうしよう
- 対応できないとどうしよう
- 幻滅されないかな…
だったら、電話に出ない。マニュアル化することが1番なんですね。
電話応対の数を減らし、作業を機械化しましょう。
① 細部にわたるマニュアルをもらう・または作る
マニュアルがあれば電話応対もビクビクしません。
会社で用意してあるのが1番。
用意がなければ独自に作りましょう。
電話応対マニュアルのポイント
- 内線番号のメモ
- 内線の方法
- 基本の受け答え
- 取り次ぎの方法
- 相手の社名や名前をできるだけメモする
電話してくる人ってある程度決まってるんですね。
サービス業の場合は『予約の電話』『質問の電話』が多いです。
サービスを覚えることが電話応対を気楽にする近道です。
② できるだけ別の人に電話応対をお願いする
苦手なことを克服しても得意な人にはかないません。
ましてHSPは性格じゃなくて気質の問題。克服は不可能です。
早い段階で上司に相談。
事務以外の仕事を任せてもらった方が会社のためになりますよ。
この「会社のため」がポイント。
HSPは積極的にお願いするのが苦手じゃないですか。
でも、お願いすることに『メリット』があればお願いできるんですね。
それでも電話応対するしかなければ仕事選びのミスです。
1年間だけ我慢しましょう。
1年我慢すれば後輩に譲れる
ぶっちゃけ電話応対って新人の仕事です。
1年我慢すれば次の新人が入ってくるので任せられます。
1年だけ我慢しましょう。期間があれば我慢しやすいです。
③ プライベートでは電話をミュートする
- 仕事とプライベートを完全に分ける
- プライベートでも電話を見ないようにする
- 電話に意識を向けない
着信やラインの通知があると気になります。
「会社の呼び出しじゃないかな。」
「誰かの約束忘れてたかな。」
まさかのことまで考えて気疲れしちゃうんですね。
だからラインや電話はミュート。通知が来ない状態にします。
着信を知らなければ気に病むこともなし
そもそも連絡があったことを知りません。
その間は気疲れすることもないじゃないですか。
つまり、
- 体調不良
- スポーツジム
- 習い事
ですね。
普段からスポーツジムで運動していることを伝えましょう。
そしたら『ジムに行ってて気づかなかった』で解決です。
そもそも仕事外の時間で仕事を気にする必要はありませんからね。
まとめ:HSPはできるだけ電話に触れないようにしましょう
HSPが電話応対の苦手な理由がこちらです。
- どんな機嫌の人からの電話かわからない
- 声が聞き取りづらくても聞き返せない
- 戸惑っている姿を見られたくない
- 声で人の機嫌を察してしまう
- 電話に意識を集中してしまう
電話は雑談も入ります。
雑談でさえ気疲れしてしまうHSP。電話は疲れるツールなんですね。
Slackやチャットワークも利用しつつ、電話を使わない仕事環境を作りましょう。
以上、『HSPは電話応対が無理!苦手になる5つの理由と電話との付き合い方を解説』という記事でした。
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