「人と一緒にいると疲れる…これって人嫌いなの?」
そんなHSPさんの悩みにお答えします。
当記事を読めば、HSPさんが人と一緒にいて疲れる時の対策がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
仲のいい人と一緒でも疲れちゃう。そんなお悩みってHSPさんから多いです。
当記事は、
- 人と一緒にいると疲れてしまうHSPさんへ
- どんな対策をしたらいいのか
- なぜ人嫌いとは違うのか
をそれぞれ解説します。
人間関係の改善に役立ちますので、ぜひご覧くださいね。
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1.人といると疲れるHSPさんへ。対策や考え方の話
以下の4つを考えましょう。
- ほどほどの距離感で接しよう
- 相手の情報を制限しよう
- 環境からの疲れを防ごう
- 一緒にいる時間を短くしよう
本当にその人に疲れている場合と、環境からの疲れを混同しているケースがあります。
環境が悪くて不快感があれば、イライラへの原因となります。
アンガーマネジメント的な発想も持ちつつ距離感を整えるのがコツなんですね。
▼アンガーマネジメントについてはこちら▼
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【効果的】結局、アンガーマネジメントが必要な理由/心理学を学んでみたいあなたへ
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① ほどほどの距離感で接しよう
- 連絡を密に取らない
- パーソナルスペースを守る
- 自分の情報を与えすぎない
例えば、苦手な相手なのに真横にいたら…疲れますよね。
相手に対してどういう気持ちを持っているか認めることも大切です。
あなたが内気として、ズカズカと連絡してくる人がいたら疲れます。
相性が悪い人にも好かれようと必死になれば疲れてしまうじゃないですか。
苦手は苦手。好きは好き。ここを無理して切り替えないようにすることなんですね。
② 相手の情報を制限しよう
- 目を見すぎない、顔を見すぎない
- 日記のような連絡があれば遮断する(非通知など)
相手の些細な変化から考えすぎて疲れるHSPさんが多いです。
特に情報が多いのが顔。顔を見なければ話しやすいこともあります。
連絡でもテレビ電話をしないなど。方法はあります。
遊びも「作業的なもの」にしてしまえば、人の顔を見るシーンは減りますね。
相手へ考えるアレコレがなければ気疲れも減ります。
③ 環境からの疲れを防ごう
- 音や光が激しい場所に行かない
- 不快感の激しい場所、人混みにいかない
環境が悪いと相手への不快感と混同することがあります。
人混みが苦手なのに人が多い場所に行けば疲れます。
「どうしてこんな場所に連れてきたんだ…。」
みたいな、ネガティブな発想を持ったりもしますよね。それを事前に回避することがポイントです。
ポイント
小まめに休憩も取りましょう。
おすすめは「食べる」こと。空腹だとエネルギーを消耗し、疲れやすくなります。
旅先で空腹になることを避けるだけでもホッとできますよ。
④ 一緒にいる時間を短くしよう
- 初対面なら3時間くらいにする
- 親友でも泊まりの遊びを避ける
- 泊まりだったとしても、部屋を別にする
仲のいい人に対しても気疲れでヘトヘトになることがあります。
それは相手の様々な情報に疲れてしまう。情報過多な状態でもあります。
ですので、人と一緒にいる時間を制限しましょう。半日くらいがベストです。
ポイント
恋人、配偶者の場合も途中で「1人の時間」があるとホッとできます。
一緒にいるけど自分の時間を楽しめるみたいな感じ。
同居なら自分だけのスペースがあると安心感がありますね。
続いて人嫌いとの違いについてもお話しようと思います。
2.HSPさんと人嫌いの違いについて
以下の3つをお考えください。
- 気疲れと人が嫌いなのは別物
- 相性の悪い人とも親身になりすぎないようにしよう
- 人ではなく「その人が苦手」
勘違いされやすいこととして、
「HSP=〇〇」
があります。
HSP=人嫌いなどではなく、HSP気質を持っていて人が嫌いな性格の方もいる。ということ。
HSP+〇〇と考えるとわかりやすいんですね。
その点をお話していきます。
① 気疲れと人が嫌いなのは別物
- 周りの環境により早く疲れてしまう
- その疲れが「人によるもの」と勘違いすることがある
既にお話したことですね。
ああ、疲れた…と思った時。相手が原因じゃないことがあります。
デートの例
好きな人とデート。楽しいはずが、緊張してどんどん疲れてしまう…。
内容もカフェでゆっくり。じゃなくて、テーマパークでの遊びにしてしまった。
帰り際、疲れを勘違いして「私この人嫌いなのかな?」と考えてしまう。これがわかりやすいです。
② 相性の悪い人とも親身になりすぎないようにしよう
- 相性が悪い人は必ずいる
- その人に好かれようと近づけば、攻撃されたりモヤっとしてしまう
- 経験が蓄積すれば人に苦手意識を持つ
HSPさんは相手の気持ちに共感しやすい特徴があります。
様々なことに気づき、相手の機嫌を損ねるのが怖くなることもあるでしょう。
その結果、人に「干渉しすぎてしまうお話」があります。
苦手な人・嫌いな人には無理に近づかないこと。
好きになる必要はありません。せめて、それ以上嫌いにならないことを目標にしましょう。
③ 人ではなく「その人が苦手」
- 嫌いなのは特定の人だけ
- 苦手意識が広がり、人全般が苦手になることがある
HSPさんは良くも悪くも周りの影響を受けやすいです。
嫌いな人が干渉的で、あなたを毎日否定してたら…。人そのものが苦手になることもあるでしょう。
でも、最初に食べた刺身が生臭いと苦手意識を覚えがち。
経験や成長過程から結果的に「人が嫌い、人が苦手」となることがあります。
実際は「その体験の中で特定の人が苦手だった」ということなんですね。
まとめ:人は大きな情報。時間制限を考えましょう
人と一緒で疲れやすいHSPさんは以下のことを考えましょう。
- ほどほどの距離感で接しよう
- 相手の情報を制限しよう
- 環境からの疲れを防ごう
- 一緒にいる時間を短くしよう
環境によるもので、特に相手を苦手としていないことがあります。
一緒にいる時間が短ければ仲良くできる人もいますからね。
相手の影響を知り、強く影響されない範囲で付き合っていくといいですよ。
以上『人といると疲れるHSPさんはどうしたらいい?対策と、人嫌いとの勘違いについて』という記事でした。
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