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【意外な点もあり】HSPさんの退職理由って?特に多い5つを紹介

HSPさんの退職理由

「HSPさんの退職理由ってどういうのが多いんだろう?」

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めばHSPさんに多い退職理由がわかります

 

HSPアドバイザーのRyotaです。

日々、HSPさんから100通ほどコメントや相談が届きます。その傾向を元にお話ししますね。

お悩み女性
退職理由って共通点があるんです?
あります。1位は圧倒的ですが、それ以外が参考になりますよ。
Ryota

当記事では、

  • 会社を辞めようか悩んでいるHSPさんへ
  • HSPさんの退職理由5つ
  • 退職前に実験して欲しいこと

をそれぞれ解説します。

耐えてボロボロになっちゃうと社会復帰が遅れます。

ぜひ、皆さんの傾向を知り参考にしてくださいね。

▼HSPさんの退職失敗の話▼

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1.HSPさんの退職理由/特に多い5つを紹介

HSPさんの退職理由で多い5つ

HSPさんの退職理由で多い5つ

以下の5つです。

  1. 人間関係『上司・同僚・教育係』
  2. 社風『上を目指す、体育会系など』
  3. 責任の重さ、プレッシャー『仕事量、仕事の重要性』
  4. 耐えすぎる、相談できない
  5. 音や光、臭いで疲れ切ってしまった

定番っぽく見えますが、各転職サイトが公表する内容との違いがあります。

お悩み女性
そうなんです?
給与・待遇面が上位に入ってないんですよ。
Ryota

dodaさんのアンケートが参考になります。

2017年度の1年間に転職活動を行った約8万人の転職理由トップ3は、1位「ほかにやりたい仕事がある」(14.9%)、2位「会社の将来性が不安」(10.7%)、3位「給与に不満がある」(10.5%)となり、1~5位までは前年度の2016年度と同じ結果でした。

参考 doda

もちろん、人間関係も上位にランキングしやすい内容。

HSPさんに限って言えば…

圧倒的に人間関係の悩みでの退職

が多いです。

▼動画で学ぶならこちら▼

① 人間関係『上司・同僚・教育係』

  • 上司が威圧的、攻撃的で相談しづらい
  • 教育係の人が否定的、ペースが速すぎる
  • 同僚が干渉的

特に上司さんとの内容が多いです。

お悩み女性
やっぱり上司って大切ですよね…。
上司が感情マネジメントできていないと、心理的に安心安全でなくなるためです。
Ryota

上司が相談しやすければ…。他の人間関係の悩みも解決できる可能性があります。

上司が問題の根本であると相談者がいないんです

私に届く相談でも、教育者や先輩・同僚とのいざこざは相談で解決するケースがあります。

上司の場合…他部署への異動など。方法が限られてきます。

人間関係において「利害関係」を意識すると、関係が続きにくいというお話もあります。

上司との関係は「友達関係」にはできませんよね…。

なお、上司の感情マネジメント関係はアンガーマネジメントの書籍でも書かれています。

以下の書籍も参考になりますよ。

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日本経済新聞出版社
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② 社風『上を目指す、体育会系など』

  • ライバル争いが激しい・争いをさせる風潮
  • プライベートを犠牲にするのが当然
  • ルールが厳しすぎる、または緩すぎる

会社により雰囲気、目標が違います。

例えば株式会社ケーズホールディングスは「従業員が第一」という経営方針です。

体育会系の雰囲気の会社なら、とにかく売り上げ主義。売り上げが取れなければ責められるでしょう。

お悩み女性
向き不向きはありますよね…。
そうなんです。上を目指したい人なら、成果主義の会社もありだと思います。
Ryota

HSPさんは苦手の克服のため、相性の悪い社風の会社に突撃することがあります。

そうではなくて、

  • 社員の健康に目を向けてくれる
  • 決して給与は多くないが、残業も少ない
  • 協力的、社員同士が敵ではない

といった雰囲気・社風の方が安心して働けますよね。

③ 責任の重さ、プレッシャー『仕事量、仕事の重要性』

  • ノルマが厳しい
  • 日々、数字と向き合わなければならない
  • 1つのミスが大きな事故につながる

わかりやすいのは営業さんや看護師さんです。

営業さんは売上を出さなくてはなりません。数字やノルマと向き合いますよね。

お悩み女性
確かに…。お仕事自体でノルマがあるのは仕方なさそうだけど。
毎月、目標が定められ叱咤激励があると疲れますよね。
Ryota

もちろん、倉庫作業員でも「ここまではやらないと…。」とノルマは出てきます。

しかし、自分でコントロールできるんですよね。身近な人と相談して作業も進められます。

看護師さんは1つのミスが重大な事故になる可能性があります。

ピッキング作業で送るべき内容物を間違えるのも大きなミスでしょう。

しかし、謝罪して解決する可能性もあります。

ミスについては回避するための取り組みはあるかと思います。そういう取り組みが整っているかもポイントになります。

④ 耐えすぎる、相談できない

  • 我慢するもの、と考えてしまう
  • 努力・頑張ることが対応となっている
  • 休むことに罪悪感がある

抱えきれない仕事量を持ち、パンクして疲れ切ってしまうなど…。

お悩み女性
あー、わかります!断れないとかですね。
良かれと思って仕事を増やしてしまうこともあります。
Ryota

例えば、朝良かれと思って掃除をするとしましょう。

周りが褒めてくれるかもしれません。でもそれが仕事になっちゃうんですよ。

掃除を増やしたところで評価って上がらないことが多いです。

でも、仕事になった以上、やらないと評価は下がります。

注意ポイント

真面目、協調性が高い人が陥りやすいパターンです。

仕事はマラソンみたいなもの。

無理な仕事を抱えたり、他人を手伝いすぎないことなんです。余力が残ってから、新しいことを進めればいいんですね。

⑤ 音や光、臭いで疲れ切ってしまった

  • 科学的なものの臭いがどうしてもあわなかった
  • 光が強すぎて、帰宅時には疲れ切ってしまう
  • 騒音が気になる、周りの人の声が気になる

HSPさんの特徴として5感が鋭いことがあります。

お悩み女性
蛍光灯の光とか気になります…。
製造業などで注意が必要ですね。
Ryota

私も10年ほど工場に勤めていました。

途中で照明がLEDタイプに変わりました。そこから、光が強くて疲れやすくなりましたね。

薬品を使う会社に勤めた方が、臭いがダメで短期間でやめたケースもあります

退職時に悩みやすいことも記事にしています。あわせてご覧くださいね。

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続いて、退職をするとして「今の経験をプラスにすること」をお話していきます。

2.HSPさんが退職前に実験して欲しいこと

退職するなら試しておこう

退職するなら試しておこう

以下の3つです。

  1. 上司につらい理由を相談する
  2. 特に「何がつらかったのか」を明確にする
  3. 仕事を断る、ほどほどの力で行う

退職せずに解決すれば嬉しいですよね。

転職ってやっぱり大変ではあるので…。そこを試す価値はあります。

続いて、次の職場でも対応できるよう問題を明確にしておきましょう。

ポイント

特に人間関係。

どこの職場にもほぼ確実に「人を利用するずるいタイプの人」がいます。

そういう人に狙われない。ターゲットにされても反応しない術を身に付けておくのはプラスになります。

① 上司につらい理由を相談する

  • 自分の深刻度を伝える
  • 相談結果を見て自分の対応にも生かす

退職を検討しているくらい〇〇がつらい。というのを伝えましょう。

お悩み女性
確かに、退職検討を出せば上司も驚きそうですね。
あくまで一例ですが、このように深刻度を伝えないと対応してもらえないことがあります。
Ryota

雑談レベルで「気にしすぎだってー!」と言われたらつらいですよね。

ただ、退職という言葉を出すのは…今後の評価にも関わります。

  • 夜眠れないくらいつらい
  • お医者さんに診てもらうか悩んでいる
  • 色々と考えている

このくらいの言葉は切り出してもいいかなと思います。

具体的に自分がどうなのかを伝えることで、深刻度合いが伝わりやすいですよ。

② 特に「何がつらかったのか」を明確にする

  • どういう人間関係がつらかったのか
  • どんな仕事内容が不満だったのか
  • 待遇はどう感じたのか

ここを何となくにしておくと、具体的な対応が取りづらくなります。

人間関係が問題なら、次の職場で人間関係を円滑にする術を探せますよね。

  • 第一印象を良くする
  • 動揺しない、断る術を見に付ける
  • 相手の意見を真に受けない、反応しない

特に人間関係は「最初の印象が長く相手に残るもの」です。

待遇なども疑問を持っていたのなら次の職場で改善しましょう。

年間休日や残業時間は「できるだろう」で考えると退職の原因になりやすいです。

③ 仕事を断る、ほどほどの力で行う

  • やらなくていい仕事を断る
  • 会社への期待をやめてみる

会社に尽くしすぎない。依存しないと思えばわかりやすいです。

お悩み女性
仕事へ集中しすぎている、みたいなことです?
そうなんです。常に100%で仕事をしていると、イレギュラーに対応できませんよね。
Ryota

仕事は7割くらいの力で持続するのがポイントです。

現段階で、ちょっと肩の力を抜いてみましょう。

それで「ラクかも。」と思えたら、仕事を増やすぎていた。取り組みすぎていたと言えます。

ポイント

断りづらい場合、罪悪感が影響しているケースもあります。

「断ったら嫌われるかも…。」のように、仕事関係以外まで気持ちを広げないことも大切です。

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断り方については下記のYouTube動画で解説しております。

退職を言い出せずボロボロになることに注意!

怖いのは「耐え続けてメンタル的にボロボロになること」です。

  • 仕事そのものが怖くなる
  • 不調になり、復帰に時間がかかる
  • 時間が無駄

のように、何もいいことがありません。

大切なのは会社・一部の世間よりあなたのメンタルです。

どこに行ってもあなたと相性の悪い人は一定数います。ですが、あなたを守る仕組み・環境が整っている可能性もあります。

上司が理解ある人なら、よき相談者となりストレス対策の軸となってくれるでしょう。

ですので、あまりにつらい。通勤時に涙が出るようなら、冷静に自分の状態を考えて欲しいなと思います。

まとめ:HSPさんは特に人間関係で退職します

HSPさんの退職理由で特に多いものは以下の5つです。

  1. 人間関係『上司・同僚・教育係』
  2. 社風『上を目指す、体育会系など』
  3. 責任の重さ、プレッシャー『仕事量、仕事の重要性』
  4. 耐えすぎる、相談できない
  5. 音や光、臭いで疲れ切ってしまった

特に人間関係でのお悩みが多く届きます。

上司さんが感情マネジメントできているか。意見をすべて真に受けていないか。

こういった部分を知っておくだけでも、会社やご自身にどういう課題があるのかわかってきますよ。

 


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以上「【意外な点もあり】HSPさんの退職理由って?特に多い5つを紹介」という記事でした。

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Ryota

HSPアドバイザー・メンタル心理カウンセラー・行動心理士。自身も強度のHSP。心理系の資格・様々な仕事経験・癒しの音楽を学んだ経験を生かし、HSP向けの相談や仲間作り・認知に向けた活動を続けています。まぐまぐ大賞2020年新人賞1位獲得。詳しくはこちら→プロフィール →著書

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