「50代でHSPと気づいちゃった。でも、もっと早く知りたかった…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば50代でHSPと気づいたHSPさんの生き方がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
先日、スタンドエフエムのココヨワラジオにて50代の方からレターを頂戴しました。
当記事は、
- 50代でHSPと気づいたHSPさんへ
- これまでの人生を肯定する考え方
- これからどのように生きていくといいか
をそれぞれお話します。
比較的皆さんから多く届くお悩みの1つ。ぜひお役立てください。
▼まず取り入れて欲しいこと▼
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【簡単】HSPとの向き合い方/まず取り入れて欲しいことは1つ
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▼頂戴したレターとラジオはこちら▼
1.50代でHSPと気づいたあなたへ。過去との向き合い方
以下の3つを考えましょう。
- これまでも繊細さ、敏感さは持っていた
- この年齢まで何とかやってこれた
- 繊細さ、敏感さは性格の全てではない
人はつい『もったいない』と考えてしまいます。
得をするより損をしたくないんです。これまで損をしてきたと思い込むのですね。
その上で生活できたんですよね。それって凄いことです。
過去の全てがダメと思わず、これからに生かすことがポイントなんですね。
① これまでも繊細さ、敏感さは持っていた
- 様々なことに気づきやすかった
- 感動するシーンもあった
- 今この瞬間にガラリと変わるわけではない
例えば、得意なことや苦手なことも自分なりに知っているかと思います。
理由を知らなくても、自分なりに上手に生活しようとはしてきたはず。
その自分を否定しなくていいんです。
ポイント
全てが「もったいない」わけではないのですね。
確かに方向性は手探りだったと思います。
でも、得られたものもたくさんあった…ということです。
▼もったいない…という心理はこちら▼
② この年齢まで何とかやってこれた
- 今までも自分と付き合ってきた
- 失敗しつつも、人生と向き合ってきた
諦めず、絶望せず、この年齢まで過ごしてきました。
これって凄いことなんです。時に投げやりになっちゃう方もいますからね。
色々あったにせよ、仕事をして今まで食べてこれたんですよね。
HSPを知った瞬間に人生がガラリと変わるわけではありません。
今まで持っていたもの。大切な人間関係などを生かしつつ進むわけです。
これまでの人生全てが無駄ではないんです。
③ 繊細さ、敏感さは性格の全てではない
- 繊細さ、敏感さは性格の一要素
- 人間関係や環境なども自分の要素になる
- 体力・自分の体格なども全て自分を構築する要素
繊細さ、敏感さは1つのパラメーターでしかありません。
私たちはゲームのキャラクターのように様々な要素を持ってます。
- 協調性
- 誠実かどうか
- 内向的か、外向的か
- ネガティブや不安にどう立ち向かうか
- 仲間たちはいるか
数を上げればキリがありません。
繊細さ以外にも向き合うべきものはたくさんあるかもしれないのですね。
HSPさんでもルールや約束を守れず、攻撃的な人はいます。
ずっと環境に恵まれ、肯定的にHSPを受け止める方だっていらっしゃいます。
自分を知る手がかりの1つとして受け止めると、捉えやすいです。
といっても、これからの人生や仕事にHSPの知識を役立てたいでしょう。
どのように考えていけばいいのかもお話しますね。
2.50代のHSPさんに伝えたい、これからの仕事・人生
以下の4つを考えてみましょう。
- 繊細さ、敏感さの評価される方向に進もう
- 楽しい想像を増やしていこう
- 年齢を武器にしよう
- 今からでも、楽しい人生を選んでいこう
大切なのは『今からどうするか』になります。
他人と過去は変えられないもの。
「あの時ああすればよかった…。」という思考に捉われると、どんどんネガティブになります。
そのために、年齢も自分の良さと考えていきましょう。
① 繊細さ、敏感さの評価される方向に進もう
- 気づけることが評価される方向
- 良い影響を受けられる場所
例えば、人の機嫌を敏感に察することが評価される場面もあるでしょう。
とある医師の方が、HSP気質を持つ看護師さんを患者さんとのパイプ役にしたんですね。
そしたら、
- 話しやすい、気持ちが軽くなった
- 色んなことが話せるようになった
とのこと。これは繊細さが評価される状態です。まさに適材適所でしょう。
一方で『細かいことは気にするな!』という現場では評価されにくいかも知れません。
ポイント
恋愛などもそう。
細かい気づかいや配慮を喜ぶ人と、喜ばない人がいるでしょう。
自分の特性にあった人を選ぶことが『繊細さの評価』につながります。
② 楽しい想像を増やしていこう
- 考え込むのなら楽しいことを考える
- ネガティブでだけはなく、ポジティブな想像もする
「明日の上司の機嫌はどうかな…。」
という想像では、どんどん深く考えて疲れてしまいます。
あなたの好きな人の想像なら、
- 「この美味しい料理を食べさせたら、どんな顔をするだろう?」
- 「これをプレゼントしたら喜ぶかな?」
- 「この面白い話を聞かせてあげたい。」
といった内容を深く考えます。
これが楽しいことを深く考え、より幸せになれる方法です。
深く考える性質を良い方向性・ワクワクする内容にしましょう。
③ 年齢を武器にしよう
- 50代だから『凄い』こともある
- 今までの経験を面白みに変える
例えば、20代でムキムキマッチョな人は多いです。
でも50代は?60代は?徐々に減っていきますよね。
台湾の老夫婦がインスタで大人気なのをご存じでしょうか?
この投稿をInstagramで見る
クリーニング店を営んでおり、お客さんの忘れていった服でコーデしているとのこと。
これ…若い人なら面白さは失われていると思うんです。
この年齢でご夫婦でオシャレをするから話題になっているんですよね。
どの年齢からも『面白いこと』はできます。自分の年齢も楽しんでいきましょう。
ポイント
なお、上記の台湾のクリーニング店ご夫婦はお孫さんからアイデアを頂戴したとのこと。
柔軟にアイデアを取り入れるのも素敵ですよね。
④ 今からでも、楽しい人生を選んでいこう
- ピークエンドの法則を知ろう
- 私たちは『今』に生きている
ピークエンドの法則は、
人は感情の揺さぶられた時と、後半を思い出しやすい
という心理学。これが全体の印象を作るんです。
過去は戻れません。そして私たちは今を生きています。
今からでもワクワクの多い人生を過ごせれば、今までの人生も『その過程』と感じられます。
幸せや楽しさを実感にするのに遅すぎることはないのですね。
まとめ:50代からでもHSPを知るのは遅くありません
50代でHSPと気づいた皆さんに知って欲しいのは以下の3つです。
- これまでも繊細さ、敏感さは持っていた
- この年齢まで何とかやってこれた
- 繊細さ、敏感さは性格の全てではない
過去を悔やんでも苦しくなるばかり。
でしたら、今からでも自分に合った世界を選んで欲しいと思います。
今の年齢だからできることを考えてみましょう。それは、今の若い世代のツールや考え方を取り入れることかもしれませんよ。
以上『50代でHSPと気づいた悩み/これからの仕事・人生の向き合い方とは?』という記事でした。
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【簡単】HSPとの向き合い方/まず取り入れて欲しいことは1つ
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