「HSPは非HSPの親とどういう関係にすればいいんだろう…。いつも頼っちゃう。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めばHSPと親の関係性についてわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。私自身、親にほとんど何も聞きません。
当記事は、
- 親との関係性で悩むHSPさんへ
- 親の意見ってHSPをダメにするよ
- 親は相談役以外にするといいよ
という話をします。
親の意見を信じて行動するとHSPさん悩みやすいんですね。
知らず知らず親に影響されてるHSPさんも多いはず。
当記事を見て「ハッ!」っと気付いてもらえれば嬉しいです。どうぞご覧ください。
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1.HSPの親との関係があなたの生活をダメにする3つの理由
以下の3つです。
- 親の意見があなたをネガティブにする
- 親の価値観は古い
- 親に逆らえない
もちろん、親との関係が良好ならいいですよ。
でも、
自立できていない
のなら親との付き合い方を変えるべき。
社会に出てからも、
- 親の意見で行動を決めている
- 親の意見を採用している
- 親の顔を思い浮かべる
なら自立していません。
そういうケースって親も子離れしていないんですね。
親さんが何かと口出しして否定してきませんか?
するとHSPはHSPを活かした生活・働き方ができなくなるんですね。
なぜ親の意見に注意が必要か1つずつ確認していきましょう。
▼動画で観るならこちら▼
① 親の意見があなたをネガティブにする
- 反対だ
- それは間違っている
- 甘えだ。我慢が足りないんだ
親ってこんな意見が多いですよね。
これって、
子ども時代に危ないことをやめさせる
子どもには安定を望んでいる
からなんですね。子ども扱いしてるわけですよ。
親は基本的に『否定意見』が多いです。
否定意見はあなたにとってプラスになるとは限りません。
『会社は3年間我慢しなさい』
もそう。
確かに転職を繰り返すのはリスクがあります。
そのリスクを体験して欲しくないから、我慢をしろと指示するんですよ。
でもHSPは我慢できません。
親の考えで指示しているだけであり、子どもを見ていない可能性があるんです。
あなたが打たれ弱いとわかっているなら
「やめなさい。自由に働きなさい。」
と言えますよね。
親がどういう意見を言うかには注意しましょう。
子離れできていない、干渉したがる親ほど意見を押し付けます。
② 親の価値観は古い
- 親があなたの年齢だった頃の話
- 今の若者の話がわからない
- 感情で物事を伝えがち
古い価値観を押し付けがちってことですね。
親があなたの年齢くらいの頃って、
- スマホがない
- 働けばそれなりに評価される
- 年収が高い
じゃないですか。
今は大企業もリストラする時代。仕事は安定していません。
それがわからない親って多いんです。
ほとんど20年前の価値観です
古い価値観の精神論を押し付けられてもHSPは耐えられないんですよ。
今は個人でも仕事を獲得しやすい時代です。
でも、副業やフリーランス、パラレルワークは『ダメだ』と言われます。
注意ポイント
親が否定する理由の1つが『理解できない』です。
副業をするのがそもそもわからない。そういう価値観がないんですね。
だから子どもにダメと伝えます。肯定できないから。
古い生活スタイルにHSPは耐えられません。
身近な人である親がHSPにとっての敵になっちゃうんですね。
③ 親に逆らえない
- 罪悪感がある
- 親に育ててもらった恩を感じている
この2つです。
HSPは親にも気を使います。
親に意見を言って否定されることが怖いんですよ。
なのに親には人一倍恩を感じてます。
『良い子じゃないとダメ』
って刷り込まれてるので。
親の価値観が正しいと思うし、否定できない習慣になってるんですよ。
HSPは親が良いと思った人生を歩みがち。
そのレールから外れるとどうすべきかわからなくて不安になります。
▼HSPが罪悪感を感じやすい理由はこちら▼
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【なぜ】HSPが罪悪感を感じやすい理由とは?無意識レベルの考え方4つ
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なら、親とはどういう関係を作ればいいのか。続けてお話ししますね。
2.HSPと親との正しい関係性について
以下の3つです。
- ピンチの時だけ助けてもらう
- こっそり見守ってもらう
- 相談役ではなく『話し相手』にする
今、親から『受ける関係』だと思うんですね。
- 口出しされる
- 心配される
- 進むべき道を決められる
そうじゃなくて、能動的に使おうねってこと。
するとあなたの思った行動が取れるんです。親の意見が後回しになるので。
具体的に1つずつ解説していきますね。
① ピンチの時だけ助けてもらう
親を何でも屋にしないってことですね。
- 相談しない
- 援助を求めない
- 人生論を聞かない
そうじゃないと自立できません。
親という漢字は、
木に立って見る
と書きますね。
親も子離れしてもらうことが必要です。
何度もお話ししているように、親にとって子どもはいつまでも子ども。
万が一の時は助けてくれます。
普段からアドバイスを聞かないことで、
俺が言った通りにしないからだ!
みたいな反論もなくなりますよ。
② こっそり見守ってもらう
親の手出しをする習慣を変えます。
HSPは、
反抗期がなかった可能性
があるんですね。
HSPは気質。生まれつきだから、小さい頃から人に気を使って生きてます。
反抗期でも親の意見を優先してませんでした?
親には子どもの成長のため、
子どもを放置しないとダメ
な時期があるんです。
今から行動をしましょう。
- 親に手も口も出さないようお願いする
- やりたいことをやらせてもらう
- その上で、失敗したら責めないで欲しいと伝える
これを伝えるのは大変です…。
でも、大切なことなんです。
失敗して責められるのが怖いと行動もできません。そこも念押しします。
③ 相談役ではなく『話し相手』にする
アドバイスを求めるのは『コーチング的な使い方』。
愚痴を言うのは『カウンセリング的な使い方』になります。
カウンセリングは話すことで自分の方向性を決める方法。
親に愚痴を言ったり、思ったことを聞いてもらいましょう。
HSPは親に意見を求めがちです。
- どうしたらいい?
- どんな仕事をしたらいい?
でも、最後に決めるのはあなたですよね。
親があなたの人生の責任を取ってくれるわけじゃありません。
だったら、カウンセリング的に使って自分で判断する力をつけるべきなんです。
とは言え、HSPを潰してくる親さんもいます。毒親ですね。
そういう方との付き合い方もお話しします。
3.HSPをダメにする毒親はどうする?
親は親の人生。
あなたはあなたの人生を歩むことです。
親があなたに依存しているんですよね。
- 口を出したい
- 否定したい(マウンティングしたい)
- 自分の人生をやり直したい
そういう気持ちです。
親の自己肯定感が低いんですよ。
だから、あなたへの依存を断ち切るためにも一時的に距離を取ることです。
対処法:物理的に距離を取ろう
近くに住んでいると影響を受けやすいです。
物理的に距離を取ることからスタートしましょう。
- 一人暮らしを始める
- 気軽に移動できない距離にする
- 寮に入る
後は、部外者が気軽に入れないアパートもお勧めですね。
シェアハウスだと他の人もいるので親族が入りづらいです。
※保証人なしで入りやすいのも魅力
毒親は何とか干渉しようと考えます。そうじゃないと自分が不安だからなんですよ。
もしかしたら親さんが自暴自棄になるかもしれません。
でもそれって『親と子の関係』が原因じゃないです。
本人の生き方が問題だったので、あなたが責任を取るべき話じゃないんですよ。
子は親の道具じゃないし、HSPはそれを理解するべき
親は子を産んだ時点で育てる・養う義務が発生します。
子が親のすべてを抱える必要はありません。子は道具じゃないんですよ。
HSPはどうしても親に弱い
です。
罪悪感を消すためには、親のために距離を取ることを言い聞かせるべき。
ぜひ、親に相談せずご自身の意見で決めてください。
まとめ:HSPは親を上手に利用しましょう
HSPの親との関係が大切な理由が以下のとおり。
- 親の意見があなたをネガティブにする
- 親の価値観は古い
- 親に逆らえない
親が子どもの行動を決めない家庭ってホント生きやすいんですよ。
我が家もどちらかと言えば放任主義。自由にさせてもらえました。
今となれば、それが正解だったのかなと感じてます。
親に依存してませんか?
親から依存されてませんか?
少し考えてみましょう。
以上、『【超重要】HSPは親との関係を変えるべき!親があなたの生活をダメにする4つの理由』という記事でした。
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