「HSPはどうやってSNSを使うといいんだろう。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば、HSPさんがSNSを疲れず使うコツがわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
HSPさんからSNSの関係性で疲れちゃった…というご相談が届きます。
当記事は、
- SNSを上手に使いたいHSPさんへ
- 気疲れしないSNSを使う方法
- HSPさんに多いSNS利用の悩み
をそれぞれ解説します。
SNSとほどほどに接したいHSPさんはぜひお役立てください。
▼自意識過剰の話はこちら▼
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【安心】HSPが自意識過剰になるとどうなる?原因と3つの対処法を解説
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1.HSPがSNSで疲れない工夫とは?気疲れしないポイント
以下の5つです。
- 使うSNSを制限する
- SNS利用の目的を明確にする
- 利用時間を決める
- グレースケールにする
- フィルター・ブロック・ミュートを多用する
複雑に考えてSNSを利用すると疲れやすいのですね。
情報が多い、ということは頭使います。脳疲労は心の疲労にも関わります。
SNSを使い続けると疲れてきます。
疲れた状態だとネガティブなことに注目しやすく、傷つく体験も増えます。
ダラダラとSNSを見続けると、どんどん傷ついたりネガティブな体験を繰り返すのですね。
デジタルデトックスにも関わる重要なこと。ぜひお試しください。
▼デジタルデトックスの詳細はこちら▼
① 使うSNSを制限する
- 1つか2つにする
- 傷つく体験の多いSNSは避ける
複数のSNSを管理することは大変です。
それぞれの更新を義務化したり、交流しなければと考えてしまいますよね。
でも労力が足りません。結果的に良い体験ができなくなります。
食事の前に撮影するのがモヤっとする。
それなら、インスタグラムの利用を控えた方が心は疲れません。このように判断します。
② SNS利用の目的を明確にする
- 情報収集
- 特定の人との交流
- 発信
目的なしに時間つぶしで使うと傷つく体験が増えます。
人はネガティブ情報に対してポジティブ情報の3倍注目します。
ダラダラとタイムラインを眺めても注目するのはネガティブ情報なんです。
ですので、利用方法は明確にしましょう。
私の場合は発信目的です。
ですので、フォロワーさんはほとんどいません。
皆さんのタイムラインを見る、という目的ではないためです。
③ 利用時間を決める
- SNSを見続けるから脳が疲れてネガティブになる
- 新しい情報を求め、習慣的に見てしまう
人は新しい情報に接する際もドーパミンが出ます。
なので、SNSで「誰か新しいこと書いてないかな?」と無意識に開いてしまうのです。
なので利用時間を決めましょう。
「19時に10分だけ」
のように、特定の時間で短時間のチェックにするといいですよ。
④ グレースケールにする
- 興味があるから見てしまう
- 興味を減らし、刺激を減らせば面白くなくなる
グレースケールにするのは『スマホ中毒の解消』に役立つ方法の1つ。
人はほとんどの情報を視覚に頼っています。実に8割と言われています。
インスタもモノクロなら…キラキラした情報がキラキラさを失うでしょう。
例えば赤色は目立ちます。それがモノクロになれば刺激は減るでしょう。
グレースケールは有効な方法なので、ぜひお試しください。
⑤ フィルター・ブロック・ミュートを多用する
- モヤっとしたらミュート・ブロック
- 最初から特定キーワードをフィルター
これは私も徹底的にやっています。
自分を守ることを優先的にしないと、どんどん傷つくタイムラインになります。
YouTubeもブロックすると、相手側にはコメントが表示されます。
でもこちらと他の人には表示されなくなります。
モヤっとする意見を出す方は、基本的に相性が悪いです。即座に行動しましょう。
ポイント
最近は様々な媒体が『SNSでの攻撃を減らす取り組み』に動いてます。
そのうちAIで自動削除・ブロックの動きが高まると思います。
インスタ・YouTubeはキーワードミュートも可能。最初に取り組みましょう。
続けてHSPさん向けのSNSについて解説します。
2.HSPにおすすめなSNSとおすすめしないSNS
ポイントは、
刺激が少なく・拡散性の弱いもの
です。
SNSごとに利用者の特徴があるのはご存じでしょうか?
年齢層・性別はもちろん、テキスト・画像ベースなどもポイントです。
攻撃性・対立性の少ないSNSを選ばないとすぐに疲れ切ってしまいますよ。
① おすすめしないSNS/ツイッターなど
- ツイッター
- YouTube
特にツイッターです。
拡散性があり、議論反論が多く誹謗中傷が多いことで知られております。
ここ最近は…攻撃的すぎる部分がありますね。
私も傷つくパターンの大半がツイッターでした。既にやめております。
YouTubeも攻撃性が高いものの、フィルター機能は優れています。
しかし、発信の敷居が高いので使いづらさはありますよね。
② おすすめなSNS/音声SNSなど
- スタンドエフエムなどラジオ関係
- インスタグラム
特に音声SNSがおすすめ。
音声SNSは比較的攻撃性が弱く、本当にパーソナリティの好きな人が集まる傾向があります。
一方で拡散性が低いので人に伝わりにくい難点はありますね。
インスタグラムも拡散性が弱いのがポイント。
ただ、キラキラ感は強いので『劣等感で悩んでいる』のなら離れましょう。
最後にHSPさんのご相談から、SNSでの悩みをお話していきます
3.HSPがSNSで悩みやすいこと
主に以下の3つです。
- 自分のことを言われていると思う
- 親身になりすぎる
- ブロック・ミュートで悩む
発言の意図を考えすぎてしまったり、自分への意見だと思ったり…。
1つ1つを真に受けやすい
という点で悩みが多いです。
特に多い悩みをお話していきます。
▼HSPとLINEに関する記事はこちら▼
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HSPさんはLINEが苦手?1通の返信に30分以上悩んでしまうあなたへ
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① 自分のことを言われていると思う
- 主語のない内容を自分へのことだと思う
- 知らない人の発言を真に受ける
そもそも脳には原始的な部分があり、主語を理解できない点があるのですね。
なので、独り言でも攻撃的すぎる方といれば傷ついてしまいます。
刺激的な言葉も多いのでHSPさんは影響を受けて疲れてしまうでしょう。
ポイント
モヤっとする状況が多いのなら、その人と離れるのが大切です。
自分が何かされているわけじゃないけど「対立が好き」とかですね。ご注意ください。
② 親身になりすぎる
- 困った人を放置できない
- つい、話しかけて当事者になってしまう
- 相談を抱え込みすぎる
SNSはキラキラした部分か、ネガティブな部分を出す方が多いです。
そういう人に親身になれば、承認欲求を満たせる人物とされるでしょう。
- 自慢やマウントされやすい
- 他の人も相談に乗って欲しいと寄ってくる
- 否定的にすると一気に攻撃される
こんな不安がありますよね。
最初に断らないと、どんどん使われることも増えます。
SNSは自分の労力を奪われすぎないようなルール決めが必要です。
③ ブロック・ミュートで悩む
- ブロックやミュートするのが悪いことと思う
- 自分が否定されるのでは?と怖くなる
罪悪感的に考えてしまうのですね。
そもそもSNSは削除すれば関係性が切れる程度の弱い人間関係です。
私たちはSNSの中で生きているわけではありません。
SNSを平和に使うため、ここもマイルールに従うのがおすすめです。
ポイント
飲食店だって、迷惑をかけたり攻撃的な人を拒否しますよね。
それと同じように、あなたの「お店・空間を守る」とお考えください。
ミュートは相手にもわからないのでお手軽ですよ。
まとめ:HSPはSNSを制限し、目的を持って使いましょう
SNSで疲れない工夫は以下のとおりです。
- 使うSNSを制限する
- SNS利用の目的を明確にする
- 利用時間を決める
- グレースケールにする
- フィルター・ブロック・ミュートを多用する
SNS疲れしたら、一時的に離れてみるのもおすすめです。
1ヶ月ログインしなければ周りの人は忘れているもの。その程度の関係性ですからね。
その際も「アカウントに入れなくなって」のように伝えるだけで問題ありません。
もっとSNSを気楽に使う方向性で考えましょう。
以上『【気疲れ】HSPがSNSを使うポイントまとめ/心を傷つけない工夫とは?』という記事でした。
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