「HSPってどういう勉強方法が向いているの?受験もあるし…色々と悩んでいるんだけど。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めばHSP向けの勉強方法がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。私自身、独学でデザインやWEB関係・心理系資格取得などを実現してきました。
当記事は、
- HSPで勉強方法に悩んでいるあなたへ
- こんな環境、こんな方法で勉強するといいよ
- 個人差もあるので思いつめないようにしよう
というお話をします。
特に受験生や資格勉強で不安になっているあなたにおすすめの内容です。
ぜひお役立てくださいね。
▼将来の不安への立ち向かい方▼
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【実践しよう】HSPが抱えがちな将来の不安の考え方/答えの出ない問題にどう立ち向かうか
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▼HSPが自己肯定感を高める方法▼
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【保存版】HSPが自己肯定感を高める方法/今日から試して生きづらさを解決
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1.HSPにおすすめの勉強方法3選
以下の3つです。
- 2時間の勉強で最初と最後に需要箇所を学ぶ
- 自宅以外で学ぶ(コワーキングスペースなど)
- 休憩日を設ける
「この勉強法をすれば成果が出るぜー!」
という部分ではないです。個人差がありますからね。
HSPさんって努力家だし学ぶことが好き。勤勉家なんですよ。
最初から学ぶ姿勢ができているんだから、そのパフォーマンスを上げようねって考え方です。
HSPの受験生さんからご相談が多いです。
皆さん共通しているのは、必死になって休めてないこと。
不安が強すぎる中で勉強しても頭に入ってこないですよね。大切なのは勉強に集中できる時間だと考えています。
① 2時間の勉強で最初と最後に需要箇所を学ぶ
勉強時間を区切りましょう。
集中力が持続するのって最大45分と言われています。
そして、人は勉強を開始した時と終了する前に集中力を発揮します。
物事を覚えやすくなるんですね。
つまり、
- 1回の勉強を2時間に区切る
- 勉強の優先順位を作る(点数に関わりやすいもの・苦手なものなど)
- 優先順位の高いものを最初と最後に学ぶ
となります。
8時間勉強してヘトヘトになっちゃうより、
2時間×3の6時間
にして、残りの2時間を心の休憩。頭の休憩に使いましょう。
② 自宅以外で学ぶ(コワーキングスペースなど)
家の方が環境的によくないことってありますよね。
- 親が干渉してくる
- テレビの音や生活音がうるさい
- 見られているプレッシャーがある
それなら外で勉強しましょう。
例えば同じように静かな空間で学んでいる人がいたらどうでしょう。
それがプラスな刺激になり「勉強しよう。」って思えますよね。
テレビみたいに『人に注目させる情報がない』ので、実は刺激が少ない場所も多いです。
断然おすすめがコワーキングスペース。スタディスペースもありますね。
- 学ぶ環境が整っている(飲み物飲み放題や、湿度管理している場所もある)
- 他の人も学んだり仕事をしたりしている
- 比較的価格が安い(1日2,000円ほど)
カフェのザワザワかんで集中力が乱れる方はぜひご検討ください。
「地域名+コワーキングスペース」
で検索すれば、情報が出てきますよ。
③ 休憩日を設ける
2時間程度の勉強で切り上げる休みを作りましょう。
HSPさんってこのパターンが多いんです。休めないんですよ。
当然ながら休まないとパフォーマンスって落ちます。
ライフハッカーさんの記事が参考になりますね。
数々の研究により、勤務中にとる休憩を本当に効果的なものにするには、完全にスイッチをオフにしなければならないことがわかっています。
上記記事の場合は『仕事』についてのお話です。
あまりにヘトヘトになっていると、多少の休みでも休めない。そのまま疲れが残る…。
これって勉強でも同じです。
休むことで他の勉強時間の効果を高くできる。平均的に学ぶ効率は上がる可能性がありますよね。
定期的な休みは心の方でも大切。
ちゃんと家の外に出ていますか?散歩してますか?
気分転換しないとネガティブ思考ばかりになり、不安は強くなるばかり。
頭の中が勉強より不安でいっぱいになり…勉強どころじゃなくなっちゃいます。
効率・あなたのパフォーマンスにも目を向けよう
私たちは焦ると甘えが出ます。
その甘えを満たす行動…「わかって欲しい。」から何かをします。
それが無理な勉強になっていませんか?
最大限に努力するのは、寝る間を惜しんで学ぶことじゃありません。
自分の健康状態も維持しつつやれるだけやること。
風邪を引いたり、精神的症状が出たら元も子もありませんからね。
そこを冷静に…冷静に考えて欲しいんです。
HSPは文字にして覚える、学ぶことが向いている
HSPは書くことで感情を吐き出しやすく、発散しやすい傾向があります。
HSEさんだと会話で発散できるタイプもいますね。
なので、『書く』という勉強を意識するといいかなと思います。
- 録音して聞きながら書く
- 答えを別のノートに書く
ただし、こういう学ぶ手法は個人差があります。1度試して見て成果が出るか実験してくださいね。
続いてHSPさん失敗しがちな勉強法をご紹介します。
2.HSPが失敗しやすい勉強方法について
まとめると以下の2つです。
- 休まず『頑張ること』で不安を消そうとする
- 期待に応えようと焦っている
つまり、勉強が目的になってないんですよ。
別の目的のために勉強を使っている…という状態です。
こちらの動画も合わせてご覧ください。
結局、勉強する目的が達成できずに終わります。しかも心で納得できません。
① 休まず『頑張ること』で不安を消そうとする
頑張ることが自己肯定感になっちゃってます。
頑張ってない自分が不安。周りが頑張っているから自分も頑張る…という考え方です。
ゴールに対して走っていないと不安…と言う状態です。
眠るはずの夜に走ったらどうなります?
- 転ぶかもしれない
- 疲れて日中に走れない
- 道を間違えるかもしれない
このイメージを持ち、勉強する時としない時をわけることなんです。
ただし、勉強しない時も結果的に勉強することは可能です。
経験とかですね。
例えばアルバイトだって立派な社会勉強です。
机上の勉強以外で経験を積むと、机上の勉強が失敗した時に助けになりますよ。
② 期待に応えようと焦っている
自分のために頑張るのではなく、他人の期待のために努力している状態です。
生真面目で人のために努力できる…これってHSPさんの美徳です。
でも、これだけになると失敗が多いんですよ。
例えば親。
基本的に親は無償の愛を与えてくれます。(毒親もいますが今回は置いときます。)
生真面目じゃないと愛情を受けられないと思い込むと…真面目から抜け出せなくなります。
人間味のない、表面的な付き合いしかできなくなる
恐れがあります。
あなたはあなたのため。あなたの人生の目的のため学べばいいんです。
それは一流の大学に受かることじゃありません。
あなたがやりたいことを実現するため、特定の大学や企業に入ることですよね。
この違いを考えましょう。
失敗しても立ち直る逃げ場を作っておこう
HSPさんは1つの方法に執着して、他の選択肢をド忘れする。
特定のレールだけしか見てこなかった方が多いです。
だから、勉強すると同時に失敗した時の道も考えましょう。
心に余裕が生まれると焦った勉強がなくなります。
緊張ばかりじゃなくなり、不安を減らしつつちゃんと勉強が頭に入ってきますよ。
これ大事なのでご検討くださいね。
まとめ:HSPは休みつつ勉強しましょう
HSPさんにおすすめの勉強方法はこちらです。
- 2時間の勉強で最初と最後に需要箇所を学ぶ
- 自宅以外で学ぶ(コワーキングスペースなど)
- 休憩日を設ける
勉強する姿を人に見せるのが目的じゃありません。
どこで勉強すれば効率がいいのか。
集中力が切れない時間はどの程度か。そこも考えて、ぜひ休む時間も作ってくださいね。
以上、『HSPにおすすめの勉強法ってある?集中力に注目した3つの方法を解説』という記事でした。
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【実践しよう】HSPが抱えがちな将来の不安の考え方/答えの出ない問題にどう立ち向かうか
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【保存版】HSPが自己肯定感を高める方法/今日から試して生きづらさを解決
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