「いつも生き急いでいる感じがする。焦って失敗しやすい…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めば、生き急ぐ時の心理や対策がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
カウンセラーの資格を持っており、これまで2,000回以上ご相談にお答えしてきました。


当記事は、
- 生き急ぐ感覚で悩んでいるあなたへ
- 生き急いでしまう心理や性格について
- 生き急ぐことが止まる考え方
をそれぞれお話します。
毎日を消費するように過ごしているあなたはぜひお役立てください。
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1.生き急いでしまう人の心理や性格について

生き急いでしまう理由
一例ですが、以下の4つです。
- 不安が強い状態
- 人に怯えがある状態
- 真面目、ネガティブ思考の割合が強い
- 完ぺき主義、理想が高い
今、この瞬間に目を向けられていない状態なのですね。


人目からの安心や、認められたい気持ちが強いから焦るんです。
今の自分ではなく理想の自分にならないと安心できないからですね。
その心理についてお話します。
① 不安が強い状態
- 金銭面で悩みがある
- 劣等感を抱えている
- 理想の自分から遠い
例えば、お金に不安があれば「早くお金稼がなきゃ!」と焦りますよね。
その結果、安易に宝くじを買ったり、甘い言葉に騙されたりします。


「もし〇〇だったらいいのに…。」という思いがあります。
しかし、上記の思いを持っているとどの状態になっても不安は消えません。
自分の中に不安感を抱えているからです。
恋愛もわかりやすいです。
片思いになると相手の気持ちが不安ですよね。早く連絡が欲しくなります。
普段は返信を待てるのに…催促するなどの行動に出ます。
これは安心が欲しいからであり、相手を思った行動ではないのですね。
② 人に怯えがある状態
- 恥をかくなどの経験から、人が怖くなっている
- 人の方が優れていると思っている
- 人一倍、人の評価が気になる
人に怯えがあると、人に認められたくなるんですよ。
人に認められたいから焦ります。今の自分を変えなきゃ!って思うんです。


人に認められたいから注目を浴びようとします。
でも、本来は注目を浴びるような行動を取るタイプじゃないんです。失敗してまた人が怖くなります。
自己紹介で急にウケ狙いの行動を取る…がわかりやすいですね。
普段から注目を浴びようとする子ならチグハグになりません。
人が怖いのに注目を浴びようとするからチグハグになるんです。
人間関係は本来、気の合う人を見つけゆっくり育てていけばいいんですよね。それを忘れます。
③ 真面目、ネガティブ思考の割合が強い
- 1度決めたことを取り下げられない
- 慎重、先々のことを考えすぎる
- 手抜きや妥協ができない
こうあるべきだ!というのが強いのですね。
そして、ネガティブ思考の割合が強いと不安から焦った行動も取りやすいです。


結果を求めやすい、という点もあるでしょう。
1分1秒の無駄も許せず自分を追い詰めてしまいます。休みベタな性格にもなりますね。
④ 完ぺき主義、理想が高い
- 〇か×で物事を考える
- なりたい自分と今の自分を比較してしまう
今すぐの成功や、賞賛を求めやすいです。
ほどほどに上手くいっているのに「まだまだ」と思いやすいです。


私たち1人の力には限界があります。
1日は24時間しかありませんし、複数のことを同時に考えることもできません。
生き急ぐように生活すると疲れてしまいます。
そこで、生き急ぐのがやめられる考え方も同時にお話ししますね。
2.生き急ぐのがやめられる考え方6選

人生をゆっくり進むためのポイント
以下の6つをお考えください。
- 今、成功しなくていい
- 誰かに勝たなくてもいい
- 自分を優先していい
- 目的を見失っていないか
- 今は急かされる時代
- ゆっくりと成長していけばいい
そもそも、忙しくしなくても目的を達成できる可能性があります。
周りを見て、同じように走っていませんか?
急かしてくる人が周りにいるだけではないですか?
マラソンだってハイペースな人に合わせたらしんどくなるだけです。
自分のペースで、自分の目的・ゴールを目指せばいいんですよ。
遠くまで走ることではなく、近くの景色を楽しむのが目的でもいいんです。
そのくらい人生って目的が違うんです。
① 今、成功しなくていい
- 成功には近づいていけばいい
- 今、この瞬間にできることは限界がある
これは見ている情報に影響される部分もあります。
TVなどで「これで成功!」みたいな内容を見れば、劣等感を覚えるでしょう。
劣等感が出てくると「今すぐ成功しなきゃ!」と思いやすいです。


努力などの背景に目を向けることが必要です。
今できることを淡々とした先に結果が出るんですよね。
② 誰かに勝たなくてもいい
- 勝ち負けで考えるとキリがなくなる
- 人と比べるのではなく、自分の目的を達成する
負けている!って思うから勝ちたくなります。
人は優位性を求めますので、勝てる側面を作ろうと必死になるのですね。


SNSもフォロワーさんが多いから凄い!ではありません。
でもフォロワーさんの数を勝ち負けにすると、無理なフォロー・フォローバックにこだわります。
そして数だけのアカウントとなり、誰にも見られない中身のない状態となってしまうのですね。
③ 自分を優先していい
- 休んだり、自分のやりたいことを優先しよう
- 無理をしても続かない
例えば、残業時間で頑張りを評価される社風があります。


周りと比べて、認められたくなれば焦ります。
残業時間を長くして疲れ切ってしまうでしょう。
周りの評価よりも自分の「休憩」などを優先していいのですね。
④ 目的を見失っていないか
- 周りと比べる目的になってない?
- 人より先に進むことだけ考えてない?
例えば、周りが結婚したり出世したから自分も望んでませんか?


早くに結婚したから正解!ではありません。そういうタイミングだったのでしょう。
出世を望まない人もいますよね。
あなたの人生はあなたのもの。あなたの目的を達成できればいいんですよ。
⑤ 今は急かされる時代
- 共働きで、親に時間がない
- 幼少期に急かされたら、焦りやすくなる
例えば幼稚園の準備。
子どもも自分なりに取り組み、失敗して学びます。
親も本当は焦らず見守ればいいんです。でも共働き時代なので親に時間がありません。


幼少期の影響は強いもの。大人になっても性格として根付いているケースがあります。
注意ポイント
もちろん、この状況があるから生き急ぐものではありません。
一例としてこのような影響もあるよ、ということです。
⑥ ゆっくりと成長していけばいい
- 理想には近づいていけばいい
- 短期的な成功は継続しづらい
他人の評価を気にすると、今すぐ何者かにならなきゃ!と思います。
でも人は一夜にして変われませんよね。
理想に対して努力しているのだから、それで十分じゃないですか。


努力なしの成功は妬みを買います。自己成長していないので維持も大変でしょう。
運は運として、別途コツコツと努力していけばいいのですね。
まとめ:生き急ぐことをやめ、自分らしい日々を取り戻しましょう
生き急いでしまう時の心理は以下のとおりです。
- 不安が強い状態
- 人に怯えがある状態
- 真面目、ネガティブ思考の割合が強い
- 完ぺき主義、理想が高い
人の評価を気にしていると、他人軸の人生を歩みます。
あなたはあなたの目的に対して少しずつ近づいていけばいいんです。
他人から色々言われたとしても、あなたと誰かの目的地は違いますよね。
周りと比べず自分の目的を達成し、喜ぶイメージを持ちましょう。
以上『『焦らない』生き急ぐのをやめたいあなたへ/心理や生き方のヒントを紹介』という記事でした。
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人生の教訓にしたい7項目/現役カウンセラーが教える『いい人をやめる理由』とは
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