「HSPが罪悪感を感じやすいのはどうしてだろう。自由に物事を決められない…。」
そんな悩みにお答えします。
当記事を読めばHSPが罪悪感を感じやすい理由がわかります。
強度HSPのRyotaです。
人に『悪い』と思ってしまうので、ほぼ相談せず自己解決する人生でした。
当記事は、
- 断れない、自分で決められないHSPさん向け
- 罪悪感が邪魔をしてしまう原因
- じゃ、どうやって罪悪感を消すの?
という部分までお話ししていきます。
この記事を読めばYESマンからも脱出。
自分のしたいことを自分の意志で決められるようになりますよ。
どうぞご覧ください。
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1.HSPが罪悪感を感じやすい4つの理由/考え方
以下の4つが理由です。
- 相手ではなく自分の心と相談している
- 相手の心の動きを察してしまう
- 自己肯定感が低い
- 頼む、相談することに慣れていない
普通の人って気軽にお願いできるじゃないですか。
HSPの場合、
お願いしたら迷惑をかける…
という気持ちとずっと戦います。
HSPは気質。生まれた時からの問題です。
- 相手の機嫌を悪くしないか不安
- 昔から頼むことに慣れてない
- 頼むときのピリっとした空気感が堪えられない
こんな点を詳しく解説していきます。
▼HSPと決断力の話でも触れてます▼
① 相手ではなく自分の心と相談している
- 良い悪いを相手じゃなくて自分で決めている
- 相談する前に気疲れする
- 気疲れするくらいなら頼みたくない
こんな流れです。
HSPは刺激に対して警戒心を持ちやすいんですね。
警戒心を持つと緊張して自分を守ろうとします。
ここで罪悪感を持ち始めます。
- 親には迷惑ばかりかけている。これ以上無理させたくない
- みんな仕事が忙しそう。残業してでも1人でやろう
- もらってばかりだからお返ししないと…
ここに相手はいません。
相談する前に自分で『相談は悪いこと』と思って断ってるんですから。
HSPは罪悪感を自分の中の理由付けに使ってるんですね。
普通の人なら相談してから考えます。
無理なら相手が断るだろって思ってます。
② 相手の心の動きを察してしまう
- 声のトーンで忙しさがわかる
- 一瞬の表情で機嫌がわかる
- いつもと違う会話のパターンで疲れがわかる
HSPは些細な違いを見抜きます。
普通の人と違って、
頭に入った情報全てを刺激とみなす
からですね。
※HSPにも個人差があるので全員ではないです。
HSPあるある
- 会話中、相手の後ろの風景が気になって仕方がない
- 誰かが叱られている空間にいると自分も叱られた気持ちになる
- 耳に入った音が『何なのか』を考えてしまう
だから、相談中に相手の機嫌がわかっちゃうんですよ。
機嫌がわかれば、
- 悪いな…
- 嫌そうだな…
- 笑顔だけど声では嫌がってるな…
とわかります。
何をしたらどう思うかまで想像できちゃう
強度HSPになると相談前に相手の行動を想像してしまいます。
相手が嫌がることをするなら罪悪感ありますよね。
なので、HSPは普通の人より罪悪感を感じやすいと言えます。
③ 自己肯定感が低い
- 考えすぎるので決断力に欠ける
- 意見が言えないので引っ込み思案
- 気疲れで日々消耗してる
だから、
他人の方が評価が上
と思ってるんですね。
他人の芝生は青い…無いものねだり…そんな言葉があってますね。
例えば、
勉強のできる友人に勉強を教えてもらうのは悪い
自分のミスを上司がカバーしてくれるのは悪い
じゃないですか。
この意識を他人全部に向けてます。罪悪感を感じちゃいますよね。
▼HSPが自己肯定感の低い理由▼
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④ 頼む、相談することに慣れていない
- 生まれつき人に物事を頼めない
- 頼む、相談することの敷居が高い
- 自分で作業する方が気楽
なんですね。
息を吸うように人に何でも頼む人っているじゃないですか。
あれ、人に頼むことを何とも思ってない。罪悪感ゼロなんです。
苦手だから
何とかやらなくて済むようにしよう
と考えます。
HSPの心の中
- 頼むくらいなら2時間残業した方が気楽
- 頼まない方があの子も帰れて嬉しいよね
- お願いしちゃうとあの子に悪いよね…
罪悪感を頼まない理由にする癖がついてます。
だから、HSPは罪悪感を感じなくする『考え方』が必要なんですね。
2.どうしたらHSPは罪悪感を感じなくなるの?
以下の3つのことをお試しください。
- 自分の行動に相手のメリットを作る
- ギブ&テイクの考えにする
- 気持ち以上の信頼関係を作る
HSPの7割は内向型。
内向型HSPは物事を考えすぎるんですね。
だったら、
- 恩を受けるだけにしない
- お願いしても平気な関係にする
この2つで解決できます。
納得した上でお願いできれば罪悪感はなくなります。
私も実践していることなのでぜひお試しくださいね。
▼HSPと内向型の関係はこちら▼
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① 自分の行動に相手のメリットを作る
相手が喜ぶのならお願いも相談もしやすいじゃないですか。
これって考え方次第なんですよ。
面接練習の例
- あなたも相手も面接の練習になる
- 面接官役も『どういう質問内容があるのか』の勉強になる
お願いごとあるあるが『仕事』ですよね。
- 今日だけ残業を代わって欲しい
- 急ぎの仕事が来たので、この仕事をお願いしたい
残業は嫌なものです。
でも、残業して『稼ぎたい』と思ってる人もいるんです。
稼ぎたい人にとって残業はメリットになりますね。
だから、
「ありがとう。上司もすぐ報告しておくよ!」
で、相手も悪い気がしないんです。
メモ
この考え方ってどんなことにも応用できます。
あなたなりの『正義』を作りましょう。
お願いすると相手もあなたにお願いしやすくなるんですよ。
② ギブ&テイクの考えにする
- 勉強を教えてもらう代わりにご飯をおごる
- 残業を代わってもらったから、次の残業は自分がやる
- 体調が悪い時に仕事を手伝ってあげる
好意を受けるだけだから罪悪感が生まれます。
相手のメリットを
あなたが作ってあげる考え方
ですね。
ギブ&テイクの欠点
- あなたの労力や資産が減る
- ギブ&テイクじゃないと協力してもらえなくなる
- 都合よく使われる
職場だけで使うといいですよ。
身近な関係でやっちゃうと利用されやすいので…。
③ 気持ち以上の信頼関係を作る
HSPでも心の底から信頼できる人には相談・お願いができます。
- 何度もピンチを乗り切ってきた親友
- 穏やかで精神的に大人な先輩
- 仲のいい兄弟・姉妹
ポイントはHSPに対して理解があるかどうか。
HSPはHSPじゃないと理解できない部分があります。
でも、受け入れてくれる人はゼロじゃないんですね。
信頼関係を築ける人の特徴
長く一緒にいられるかどうかです。
一緒にいても疲れない人ってHSPとの相性がいいんですね。
HSPもそれぞれ性格は違います。どの刺激に弱いかも人それぞれ。
直感的に相性のいい人を見つけ、年単位で長く関係を続けましょう。
まとめ:HSPは自己肯定感を高めましょう
HSPが罪悪感を感じやすい理由はこちらです。
- 相手ではなく自分の心と相談している
- 相手の心の動きを察してしまう
- 自己肯定感が低い
- 頼む、相談することに慣れていない
だから、
- 自分の行動に相手のメリットを作る
- ギブ&テイクの考えにする
- 気持ち以上の信頼関係を作る
この3つを試しましょう。
生きていくには人にお願いが必要です。
特に大人になると頭を下げてでもお願いする場面が出てくるんですね。
人生の選択肢を間違えないよう、罪悪感を感じない方法をお試しください。
以上、『【なぜ】HSPが罪悪感を感じやすい理由とは?無意識レベルの考え方4つ』という記事でした。
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