「HSPの特徴って何だろう…。どういう人がHSPって認定されるの?」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばHSPの特徴がわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。私自身もHSP。ずっと研究を続けてます。
当記事では、
- HSPって何なの?というあなたへ
- アーロン博士が提唱するHSPの特徴4つ
- 私が研究したHSPの日常的に感じやすい特徴
をそれぞれ解説しています。
HSPを知れば改善策も考えられますよね。
基本の大事なことなので、ぜひ学んでいってください。
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1.HSPの基本の特徴/DOESについて
以下の4つが基本の特徴です。
- 物事に慎重で深く考える
- 些細な刺激も情報としてとらえてしまう
- 共感しやすい、人の気持ちがわかる
- 5感が鋭い
アーロン博士のウェブサイトはこちら。
この4つに該当していないとHSPではないというお話です。
私の作成したHSP診断テストはこの特徴を元にしています。
単に『慎重なだけ』なら、
- ネガティブ思考
- 内向型
- 内気
かもしれません。
それぞれの考え方について私なりにわかりやすくお話ししていきますね。
私の作ったHSP診断は以下から無料で利用できます。
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① 物事に慎重で深く考える
DOESのDは【Depth of processing】の略。
- 内向型、自分といつも話している
- 失敗が怖い
- 少し話を聞くとその結果が見えてしまう
- お世辞やサプライズを見抜いてしまう
- 行動するまでに時間がかかる
- 軽はずみな言動を嫌い、礼儀のない意見が嫌い
強いネガティブ思考を持っています。
ネガティブは悪いことじゃありません。慎重で失敗を回避する思考です。
HSPは小さい頃から神経質で警戒心が高い傾向があります。
安心安全を求めるので、刺激に対して深く考え込んでしまいます。
② 些細な刺激も情報としてとらえてしまう
DOESのOは【Overstimulation】の略。
- 音で人の機嫌がわかる
- 人混みや行列が苦手
- 親しい人ともずっと一緒にいられない
- 些細なことに大きく反応する
- 小さな傷つく言葉でずっと傷ついている
普通の人は道端に石が落ちていても何とも思いません。
石があると意識もしないでしょう。風景の一部です。
でもHSPは違います。
- 石がある
- こんなところにあると邪魔じゃない?
- 私がどけた方がいい?
- でも…その姿を見られたら恥ずかしいし
- うーん。時間もないしどうしよう
- あ、石を通りすぎちゃった
こんな思考です。
反応も大げさ。人が急に出てくるとドリフのコントみたいに驚きます。
そのため、
パワハラやモラハラ、かまってちゃんの対象になりやすい
です。
※人の反応でストレス解消するタイプの人たちですね。
③ 共感しやすい、人の気持ちがわかる
DOESのEは【Empathy and emotional responsiveness】の略。
- 人が怒られている空間にいると自分も怒られた気分になる
- 悲しいニュースを見ると泣いちゃう
- 幼児や動物の気持ちも何となくわかる
- 寂しそうな人を見れば声をかけずにいられない
- 親身
- 視線や些細なしぐさで機嫌がわかる
HSPは人との境界があいまい。
相手の機嫌がそのまま鏡みたいに自分に入ってきます。
しかし、エンパスと違い『科学的な意見』。
- 全てのことが情報
- 意識する前に直感的に相手の機嫌がわかる
ということですね。
目が笑ってない人は一部の表情筋が動かないでしょう。
HSPはそれを見た瞬間にわかっちゃう。
表情筋という言葉を知らなくても気付いちゃうということです。
④ 5感が鋭い
DOESのSは【Sensitivity to subtleties】の略。
- 人の目が気になる
- 咀嚼音が無理
- 強い光で疲れてしまう(真夏の太陽、LEDなど)
- チクチクするセーターが苦手
- 臭いで気分が悪くなることが多い(満員電車の臭いなど)
特に音と光に敏感な方が多いですね。
人の食べる音が気になってお店でご飯を食べられない。
人と会話中、人の後ろを歩く人が気になって話に集中できない。
ただし、人それぞれ特徴が違います。
- 嗅覚は鋭いけど視覚はそれほどじゃない
- 聴覚過敏で常にイヤホンをつけていたい
皆が皆同じレベルじゃないことは覚えておきましょう。
続いて私の研究からわかったHSPの日常的な心理的特徴をご紹介します。
2.HSPが日常で感じやすい心理的特徴
以下の3つです。
- 罪悪感
- 疎外感
- 空気が読めない
理想の自分と現実の自分で悩むことが多いんですね。
これってHSPの特徴が複数組み合わさった結果。
- 深く考えすぎ
- 刺激に敏感
- 共感しすぎ
あなたも強く特徴が出ていないか判断してみましょう。
① 罪悪感
- 自分が悪いと思っている
- 自分より人の方が優れている気がする
- 自己肯定感が低い
人にお願いすることが苦手。
「私なんかがお願いするなんて申し訳ない。」
と思ってます。
人の言いなりになって損な役割を演じやすい。
人生でそんな状況が多くありませんでしたか?チェックしてみましょう。
▼HSPと罪悪感について詳しく知る▼
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【なぜ】HSPが罪悪感を感じやすい理由とは?無意識レベルの考え方4つ
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② 疎外感
- 社会関係が下手
- 自分から輪に入っていけない
- 自分を認めて欲しい気持ちは人一倍強い
疎外感も罪悪感が影響しています。
自分が輪に入ることで輪を乱しそう…悪いと思っちゃうんですね。
少ない人数なら居場所が作りやすいですよね。
後は、
相手が求めていることにも目を向ける
です。
人は誰だって話を聞いて欲しいんです。
HSPの相手の気持ちがわかる特徴を使って居場所を作りましょう。
▼HSPの疎外感について詳しく知る▼
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【解決】HSPが感じる疎外感の正体は何?輪に入るためのポイントも紹介
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③ 空気が読めない
- 考えすぎ
- 相手が考えているより深読みする
- 言葉に出してから気付く
本音と建前が使えないんです。
例えば早く終わって欲しい会議があるとしますよね。
HSPさんは、
「こんな会議、もう終わりましょうよ。」
と言っちゃうんですよ。
HSPは感覚に優れています。
直感で行動した方がうまくいくことが多いんですね。気を付けましょう。
▼HSPと空回りについて知る▼
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【悩み】HSPは空気が読めない?空回りしているHSPの頭の中を解説
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まとめ:HSPを知り、HSPを活かした生き方に変えましょう
HSPの特徴は以下の4つです。
- 物事に慎重で深く考える
- 些細な刺激も情報としてとらえてしまう
- 共感しやすい、人の気持ちがわかる
- 5感が鋭い
全てに該当していればHSP。
そうじゃなければ、HSPではない可能性もあります。
特に音や刺激に敏感かどうかですね。人との関わりが苦手なだけだと内気かもしれません。
罪悪感や疎外感についてもチェック。
あなたがHSPかどうか認める判断材料にしてくださいね。
以上、『【基本】HSPの特徴まとめ/DOESの4ポイントをわかりやすく解説』 という記事でした。
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