そんな疑問にお答えします。
当記事を読めば、自分を責めるのはダメ!なことがわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。
自分を責めて悩む人のご相談を…週に1回は頂戴しますね。
当記事は、
- 自分を責めてしまうあなたへ
- なぜ自分を責めるのがダメなのか。デメリットのまとめ
- 自分を責めやすい人の特徴
をそれぞれお話しします。
これがわかるだけでも、心理的に生きやすくなるんです!
ぜひぜひお役立てください。
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1.自分を責めるのはすぐやめよう!デメリットまとめ
まとめると以下の5つです。
- 攻撃心や反発心を自分に向けている
- 劣等感につながる
- 生きるエネルギーをプラスに使えなくなる
- 没個性になっていく
- いつも他人に怯えるようになる
自分を責め出すと、それを気持ちいいと勘違いしちゃうんですね。
1つには罪悪感の意識を自分に向けている…もありますね。
でも、自分を責めることを続けることで、メンタルがボロボロになります。
1つずつ学んでいきましょう。
① 攻撃心や反発心を自分に向けている
- モヤモヤ・クヨクヨを自分の責任にしている
- 何でも自分を責める材料にしてしまう
- 途中で大爆発する恐れがある
例えば残業。本当は嫌だとしましょうか。
それを「嫌です。」と断ったり「次はしません。」と言うのが普通の状態です。
相手に直接言えない人は愚痴ったり文句を言って吐き出します。
攻撃心を吐き出せていないので、心の中でモヤモヤ残り続けるんです。
嫌な気持ちの臨戦態勢が眠る前も続くので…興奮して眠りづらくもなりますね。
② 劣等感につながる
- 自分の行動を否定するので自信がなくなる
- 他人の方が正しいと思うようになる
- 自分の意見が言えなくなる
やりたいことが自由にできなくなっちゃうんですよ。
当然、決断力や対応能力も失われていきます。人の意見を採用したがりますので。
劣等感があると他人と対等じゃなくなります。所属感も満たしづらくなりますね。
ポイント
自分の価値が下がり続けます。自尊心が下がるんですよね。
自分に価値がないと思えば…生きる理由も見失ってしまいます。
③ 生きるエネルギーをプラスに使えなくなる
- 否定にエネルギーを使うようになる
- 肯定的なことにエネルギーを使えない
- 自分を守るのに手いっぱいになる
生きるエネルギーとは労力・脳のリソース・体力・精神的な体力のようなもの。
自分を責めることにエネルギーを使うようになります。
- 否定、攻撃
- 我慢
こういうことばかりに力を使うので、ネガティブ思考が強まります。
「私なんてどうせ。」
のように、自己否定には周りが驚くほどの力を注ぐようになります。
④ 没個性になっていく
- やりたいことができないので、自分らしさを失う
- 他人の意見を採用する、他人任せになる
他人の時間で生きている。他人軸の状態になるんですね。
例えばファッションなんて自分の好きなものを着ればいいわけじゃないですか。
でも他人の目が怖い。誰かに意見を言われると、自信を失っちゃう。そんな状態です。
他人の意見で自分が変わるので、他人の時間で生きる状態です。
当然、自分らしい個性を失っていきます。
⑤ いつも他人に怯えるようになる
- 否定されるのが極端に怖い
- 本当は否定されたくない、助かりたい気持ちが強い
本当は自分を責めたくない。優しく接して欲しいんです。
他人への興味が強まり、他人の言動を極端に怖がるようになります。
他人を助けたりするのも「自分が見られる姿を気にするから」です。
他人の目が届かない場所では、ひどく身勝手になることもありますね。
もちろん、自分を責めて即上記の状態ではありません。
自分を責める時間が長引くと…少しずつ上記の状態が出てくるんですね。
では、自分を責める人はどういう特徴があるのか。続けて解説していきます。
2.自分を責めやすい人の3つの特徴
以下の3つです。
- 自己評価が低い、自尊心が低い
- 他人と対立することが怖い
- 真面目、頑固
例えば、怒りや文句をその場で吐き出せる。
いつも愚痴ばっかり。のらりくらりと生きている方って深刻に悩みません。
いい悪いは置いといて、メンタル的には強かったりしますよね。
その逆を想像するとわかりやすいです。
① 自己評価が低い、自尊心が低い
- 自分より他人の方が優れていると思っている
- 自分の価値がわからない
他人の方が凄いと思っていれば自分を責めます。
他人が正しいんだから、自分が悪いと思い込みますからね。
でも、割合で考えず極端な〇×で意識しやすいんです。
劣等感は自尊心の低下につながります。自尊心が自分の価値。
自分に価値がないと感じるから、何かと自分を責めてしまうんですね。
② 他人と対立することが怖い
- イライラ、怒りを吐き出せない
- その場を丸く収めようとする
行き場のなくなった怒りを自分に向けるケースです。
理不尽なことを頼まれたらイラっとして当然。でもその場でイラっとできません。
これ、愚痴や文句が言えれば「別の場所で怒りを解消できる」んですね。
愚痴や文句も悪いものと思い込むと。自分を責めるばかりになります。
③ 真面目、頑固
- こうすべき、という考えで頭がいっぱい
- 固定観念が多い
- 別の行動が取れない。偏見が多い
真面目さは素敵な性格です。しかし、性格はデメリットも存在します。
真面目過ぎると「〇〇すべき」が強くなります。それって一種の偏見なんですね。
理想に対して間違った行動を取るから自分を責めます。
本来、責任って割合なんです。でも善悪のように極端に考えやすくなるんですね。
では、自分を責めている人はどうしたらいいのか…。
改善方法もお話していきます。
3.自分を責めるのは改善できるの?
以下の3つを試しましょう。
- 人に自分の意見を言うようにしよう
- 対立するのは仕方がない
- 愚痴ったり、文句を言おう
性格的な部分もあるので、短期的な改善は難しいです。
それでも試すことで「ホッとできる内容」はあります。ぜひお取り組みください。
① 人に自分の意見を言うようにしよう
- 本心を持つ
- こうして欲しい、これはダメ…という意見を伝える
これ、1番難しい方法かと思います。できていたら自分を責めませんからね…。
本来、理不尽なことを言われたら
「理不尽ですよ?それ?」
って相手に言いたいじゃないですか。心にモヤモヤを残さなくて済みます。
難しいことではありますが、方法として知っておきましょう。
ポイント
例えば恋人や友人に「こうしたい。」なら言えるかもしれません。
無理ない範囲内で、ストレートじゃなく柔らかく伝えることから始めるといいですよ。
② 対立するのは仕方がない
- ぶつかり合う可能性がある
- その相手から離れる、逃げることも対立の1つ
意見を言うことで対立するんじゃない?とお考えかも知れません。その通りです。
相手が「気持ち良くなりたいからあなたを責めること」もあります。
それを否定すれば、逆襲されるでしょう。
他の意見があると理解すればケンカになりません。正しい意見に言い合いってコレです。
意見を伝える努力をせず、怒鳴る・威圧するで解決しようとする方も多いんです。
- 自分を責めず正しい距離感になる
- 相手からずっと利用されることがない
言うべきことを我慢するから、人を利用する人に付け込まれます。
もし対立を避けたいなら相手を避ける。相手から離れることです。
離れることも「この人はダメだ。」と認めるからできる。対立的な行動の1つです。
③ 愚痴ったり、文句を言おう
- 愚痴や文句はガス抜きになる
- 攻撃性を気軽に外に出せる
愚痴や文句も攻撃性を吐き出す効果があります。
ポイントはバランス。四六時中、同じ人に愚痴っていたら相手も嫌がります。
これ、匿名でもいいんですよ。
SNSやブログでも仕事や配偶者の愚痴を言う人いますよね。
あれ、特定の誰かに伝えているわけではありません。でも発散できます。
ポイント
別のコミュニティで少し愚痴るのもおすすめ。
会社の愚痴があるとして、会社で愚痴ってたら噂になります。
スポーツジムで顔なじみの人に「今日も仕事が大変でさぁ。」くらいなら言えますよね。
こんな小さな愚痴がガス抜きに役立ちます。
まとめ:自分を責めるのはメリットがありません
自分を責めるデメリットは以下のとおりです。
- 攻撃心や反発心を自分に向けている
- 劣等感につながる
- 生きるエネルギーをプラスに使えなくなる
- 没個性になっていく
- いつも他人に怯えるようになる
もし自分を責めたいのなら…運動するといいですよ。
「これが失敗した!今日は20分のジョギングを30分にしよう。」とか。
心の中で自分を責めると終わりがありません。明日も明後日も責めてしまいます。
そうならないよう、自分の中でルール化してストップしましょう。
以上『『ダメ』自分を責める行為はすぐやめよう!多すぎるデメリットと心理を解説』という記事でした。
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