HSP HSPの仕事

HSPに向いていない仕事とは?6,042票230コメントのアンケートを元に解説

HSPに向いていない仕事とは

「HSPさんに向いていないお仕事・職業ってあるのかな?」

そんな疑問にお答えします。

当記事を読めば、HSPさんに向いていないお仕事がわかります

 

HSPアドバイザーのRyotaです。

YouTubeのコミュニティにてHSPさんに「どういう職業に就いているのかアンケート」を取りました。

お悩み女性
リアルなお話なので参考になりそうですね!
そうなんです。さらに230もコメントが集まり、お仕事の悩みもわかりました。
Ryota

当記事は、

  • お仕事で悩んでいるHSPさんへ
  • HSPさんのアンケートを元にした向いていないお仕事について
  • どういう部分がHSPさんに向いていないのか

をそれぞれ解説します。

仕事が続かなくて悩んでいるHSPさんはぜひお役立てください。

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1.HSPさんに向いていない仕事6選/アンケートを元に解説

職業アンケート

職業アンケートの結果

YouTube『ココヨワチャンネル』のコミュニティにてアンケートを実施。

職業はざっくり5つにしか分けておりませんが、コメントで皆さんの各種職業を教えて頂きました。
(YouTubeコミュニティの仕様として5つまでしか決められなかったため)

お悩み女性
ダメだった。辞めちゃったお仕事も色々聞けたんです?
皆さん相当細かく書いて頂いたのでバラけはありました。でも共通点がたくさんあったんですね。
Ryota

皆さんが悩んでいる、退職経験のあるお仕事は以下の6つです。

  1. 製造業(主にライン作業)
  2. 介護関係
  3. 金融系(窓口業務など)
  4. 事務系(総務、経理は除く)
  5. 看護師(特に責任が重い業務に関して)
  6. 美容師

もちろん一例にはなりますが、さらに解説していきますね。

① 製造業(主にライン作業)

  • 音や光で疲れる
  • 人間関係で独特な方が多い
  • 流れ作業でパニック状態になる

製造と言っても仕事内容は多岐に変わります。

ライン作業のような、現場で複数名とする監視上たいなお仕事での悩みを見かけました。

お悩み女性
Ryotaさんも10年間工場勤務でしたっけ?
はい。倉庫の管理は向いてましたが、ラインはダメでした。
Ryota

ライン作業がメインとなり、かつ残業時間が増える。と言うお話がメインの退職理由ですね。

ポイント

工場は閉鎖的であり、同じ人とずっと接します。

ですので、人間関係的な逃げ場が少ないんですよね…。

② 介護関係

  • 身体を壊した(肩や腰など)
  • 毎日人と関わるので、ホッとできない
  • 感情疲労してしまう

介護・福祉関係にお勤めのHSPさんが多数でした。

「人が良くて働きやすい!」と言う意見もありましたが、退職した話も多め。

お悩み女性
それだけ皆さん、人を助ける系のお仕事に就いているんですね。
需要が多いという点もあるかもしれません。
Ryota

年老いていく方・認知の低下を見て疲れてしまった。こういうお話もありました。

利用者さんの感情の波に左右されるお意見もあり、なるほどなと感じましたね。

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③ 金融系(窓口業務など)

  • 接客業務なのでヘトヘトになってしまう
  • クレーマー的な人が来る
  • 監視状態でホッとできる時間がない

金融系は意外に感じたかもしれません。

私の運営するHSPの教科書でも、金融関係で「どうしよう」と相談される方がいらっしゃいます。

お悩み女性
HSPさん働きづらいんですかね?
ここまで意見が集中すると、傾向はあるなと感じます。
Ryota

また、支店の移動や歓送迎会が多いというお話も聞きますね。

歓送迎会が多いと時間もお金も奪われます。今は時期的な悩みも出てきますね。

④ 事務系(総務、経理は除く)

  • お局さんと相性が悪い
  • 電話応対がどうしてもできなかった
  • 周りの人の機嫌に左右されやすい
  • 複数の仕事が同時に舞い込むと、パニックになってしまう

事務系のお仕事って多いですよね。

そのため、事務系のお仕事に就いている方が1番多かったです。

お悩み女性
でも、向いてない方が多かったんです…?
そうですね…「ラクだ!働きやすい!」という意見は少なめでした。
Ryota

一方、事務系でも総務・経理など。部の違う場所では働きやすい意見が多かったんです。

これは顧客さんとの絡みや電話応対の数などが影響するのかな?と想像しています。

ポイント

データを入力したり、PCや書類との作業が多かったり。

そういう面では働きやすいというお話がありますね。やはり、人との関わりが問題点のようです。

⑤ 看護師(特に責任が重い業務に関して)

  • 申し送りが苦手
  • 患者さんや、他の人に「ジッと見られる」と作業がしづらい
  • 威圧的、攻撃的、ピリピリした雰囲気が多い

悩みの質で言えば圧倒的に深刻な方が多かったですね…。

お悩み女性
命に関わるお仕事ですもんね…。
どこの場所で看護師さんをやるか?もポイントのようです。
Ryota

例えば手術室内での仕事とか。手が震えたり、キツイ指示がつらかった。というお話もあります。

一方で「患者さんとの相談役」みたいな部分では実力を発揮するお話もあります。

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⑥ 美容師

  • 大きな音、光の刺激がある
  • お直しの依頼などが来ると罪悪感でしんどい…
  • 常に会話がある

あと、コメントにはなかったんですが他の方からのお話を聞いてます。

  • 給与が低い
  • 勤務時間が長い
  • カット練習などで時間が取られる

という点ですね。

お悩み女性
確かに、時間が長いというのはありそうですね…。
接客業なので休みも少なめですよね。
Ryota

シャンプー等の香りで疲れるというHSPさんの話も聞きます

ただし、小規模店などでゆったり働ける場所だと長く勤められるようですね。

ポイント

音・光・香りの3つで疲れるのはポイントですよね。

化学工場などでも臭いが無理で「退職」というケースもお聞きしています。

 

続いて、HSPさんにおすすめしない仕事の特徴面のお話をしていきます。

2.HSPさんにおすすめしない仕事の特徴ポイント

まとめると以下の5つです。上記動画でもご覧頂けます。

  1. 体育会系の社風
  2. シフト制(交代制)の仕事
  3. 不特定多数と関わる
  4. 年齢層が偏っている会社
  5. 売上が低迷している会社

刺激が強い。ピリピリ感がある。相談しづらい。

それぞれを冷静に考えるとわかりやすいかと思います。

① 体育会系の社風

仕事の刺激や相談のしやすさを考えよう

仕事の刺激や相談のしやすさを考えよう

  • 慣れるまでにボロボロになってしまう
  • 刺激が強すぎて、向いていない
  • 苦手を克服しようと選ぶHSPさんの話が多い

わかりやすいのは、不動産・住宅系の営業さんですね。

ノルマが厳しく叱咤激励がある。会社優先…でも報酬も多いようなお仕事です。

お悩み女性
話を聞くだけで厳しそうですね…。
適応する。慣れるまで持たないんですよ。
Ryota

例えば自分を強くしたいと思って入ったとします。

1年経てば多少は慣れるでしょう。でも潰れるまでに3ヶ月とかからないんです

このイメージがあると「選ばないでおこう」と思えますよ。

② シフト制(交代制)の仕事

  • 生活リズムが不規則になる
  • 人員不足の場合、長時間勤務になる
  • 罪悪感から休みづらくなる

よほど組織のしっかりした大企業なら別でしょうか…。

小規模で交代制があると1日単位の切り替わりもあり得ます

お悩み女性
心の余裕がなくなりそうですね…。
休むと誰かが長時間残業。罪悪感から休みづらくもなるでしょう。
Ryota

睡眠時間がバラバラになるのも不安材料です。

非HSPさんだったとしても夜勤などのあるお仕事は…過酷。

憧れの職業があるとしても、交代制のない場所で働けないか探す価値はありますよ。

③ 不特定多数と関わる

  • 相手がどういう人物かわかりづらい
  • クレーマーと関わりやすい
  • 人付き合いで疲れてしまう

仕事である以上、ある程度は仕方ありません。

問題なのは毎日不特定多数がやってくる場所…。

小売店のような場所ですね。アパレル店とか。

お悩み女性
確かに、予約制ならまだマシそうですが…。
客層の問題もありますよね。変化が多すぎるんですよ。
Ryota

多少苦手な相手でも、相手のことがわかると対策が立てやすいです。

不特定多数だと対策の立てられない人が大勢出てきますよね。そういう悩みがあります。

④ 年齢層が偏っている会社

  • 愚痴ったり相談するのが難しい
  • 若い、というだけで仕事を押しつけられたりする

もちろん全部会社ではないものの、こういう傾向があります。

特に年齢層が上ばかりだと働きづらい部分がありますね。

お悩み女性
可愛がられたりってないんです?
そういう可能性もありますね。多少極端になりやすいと思えばわかりやすいかもしれません。
Ryota

私の勤めていた会社もこの傾向がありました。

同僚がいたのでまだ話せましたが…。年齢層が違うと特に「愚痴」を言いづらいです。

感情をアウトプットしづらいと反発心を溜め込みやすいんですね

ポイント

昇給・昇進の影響や将来的な退職金などの問題も出てきますよね。

これについては会社側も考えるでしょうから、社風や給与の「差」を意識すると…対応が見えるかと思います。

会社で使える人件費は決まってます。

人件費に限りがあるなら…自分たちを守る可能性はあるよってことですね。

⑤ 売上が低迷している会社

  • ピリピリ感が強い
  • 会社全体で焦りがある
  • 人件費削減で労働力不足になりやすい

売上がジワジワと落ちている。新たに人を雇えない。

こういう場所は…働きづらさが出てきます。上司からピリピリ感も伝わりますね。

お悩み女性
雰囲気でわかるものなんです?
小さい会社だとすぐに何かしらの対策が取られますよ。
Ryota

わかりやすいのは…ボーナス額が減らされるとか。

人が辞めたのに新しい人を入れず、その状態で回すような指示もありますね。

ポイント

私の勤めていた工場もこのパターン。

残業代を減らすため限りなく少ない人員での交代制が開始されました。

現場に不利な状況がないかを考えてみましょう。

まとめ:HSPさんは慎重にお仕事を選びましょう

アンケート結果によりHSPさん向けじゃなかったお仕事は以下のとおりです。

  1. 製造業(主にライン作業)
  2. 介護関係
  3. 金融系(窓口業務など)
  4. 事務系(総務、経理は除く)
  5. 看護師(特に責任が重い業務に関して)
  6. 美容師

ただし、上記の仕事でも生き生きと働いている方もいます。

関係者の人柄・客層でも働きやすさは変わりますからね。

介護や看護師さんでも交代制がない現場を選ぶだけで、よほどラクになるかと思います。

あくまで参考程度にお役立て頂ければと思います。

 

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以上「HSPに向いていない仕事とは?6,042票230コメントのアンケートを元に解説」という記事でした。

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Ryota

HSPアドバイザー・メンタル心理カウンセラー・行動心理士。自身も強度のHSP。心理系の資格・様々な仕事経験・癒しの音楽を学んだ経験を生かし、HSP向けの相談や仲間作り・認知に向けた活動を続けています。まぐまぐ大賞2020年新人賞1位獲得。詳しくはこちら→プロフィール →著書

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