「HSPって事務職に向いてない気がする…ぶっちゃけどうなんだろう。」
そんな疑問にお答えします。
当記事を読めばHSPは事務職向きじゃないことがわかります。
HSPアドバイザーのRyotaです。病院設立系の企画事務に入ったことがあります。
当記事は、
- 事務職を選ぼうとしている、または事務職に就いているHSPさんへ
- HSPは事務で気疲れするポイントがあるよ
- 事務職をするならこんな会社を選ぼうね
というお話をします。
ネットで事務職が向いてるよ♪という記事も見つかるじゃないですか。
職場によってはHSPさんでも働けるんですね。
そういうお話もしますので、どうぞお役立てください。
▼HSP向け転職サービスを紹介▼
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HSPの転職に使って欲しいサービスまとめ/HSPの働き方も含めて解説
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▼HSP向け仕事対策まとめ▼
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【保存版】HSPの仕事選び対策まとめ/向いている職業10選と共に解説
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1.HSPに事務職は向いていない/気疲れする4ポイント
以下の4つです。
- 不特定多数の電話応対がある
- 休憩時間と仕事時間があいまい
- 常に誰かの目線がある
- 仕事が少なすぎる罪悪感がある
きっとHSPさんって、
事務職は気楽・誰でもできる
と思って選ぶんですね。
気を使う部分が多いんです。
- 暇がある
- 暗黙の了解がある
- 電話誰が取るの?
こんなこと。
人の名前や製品名など覚えることも多いです。
誰でもできる仕事だからこそ居場所がない…
という状況を想像してください。
それぞれ詳しく解説していきます。
① 不特定多数の電話応対がある
電話応対って声だけの情報じゃないですか。
でも、HSPは声のトーンで相手の機嫌などを察してしまいます。
- どんな機嫌の人からの電話かわからない
- 声が聞き取りづらくても聞き返せない
- 戸惑っている姿を見られたくない
- 声で人の機嫌を察してしまう
- 電話に意識を集中してしまう
HSPならでは原因で、電話応対のミスが増えるんですね。
でも、誰が電話に出るかってルール決めはありません。
- 私が全部出ないとダメ
- 2回鳴るまでに出ないと…
- 今の仕事が集中できない
こんな状態になるんですね。
入社3ヵ月が勝負
仕事に慣れると電話応対も少し楽になります。
相手の名前・自社社員の名前・製品名がわかるので、ミスが減るからですね。
入社3ヵ月までの電話応対で潰れないことが大切です。
▼HSPと電話応対の関係についてはこちら▼
-
HSPは電話応対が無理!苦手になる5つの理由と電話との付き合い方を解説
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② 休憩時間と仕事時間があいまい
- 昼休憩も電話当番がある
- 休憩中に来客があれば、対応しなければならない
本当は休憩時間中に電話当番ダメなんですよ。
それって仕事時間なんで、別で休憩時間を取らせなければなりません。
でも…そんなことしてくれる会社って少ないじゃないですか。
ご飯を食べてる途中で電話なったら出られます?
口に物が入った状態じゃ話せません。食事もさっさと食べないとダメなんですね。
HSPさんは、
- 昼休憩が5分くらいになる
- 途中の休憩を取らなくなる
- イライラするけど、誰にも言えない
から精神的に潰れちゃいます。
余談ですが、休憩時間の『お菓子交換』みたいなのもあるじゃないですか。
これも気疲れの原因。
HSPは休憩時間に1人になるといいんですよね。
③ 常に誰かの目線がある
- 近くの席に先輩や上司がいる
- 顔を隠せない
- 下手な態度を取れない
気が抜けない。緊張状態が続いちゃうねってことです。
仕事って集中力が持ちません。
たまには『肘をついたり、ため息をつく』ことあるじゃないですか。
HSPは視覚情報の刺激が気になります。
- 視界に動く何かがあるのがダメ
- パソコンの先に誰かいると見ちゃう
- 上司の目を何度も確認
仕事にならないんですね。
席がそれぞれパーテーションで隔離されているオフィスじゃないとつらいです。
④ 仕事が少なすぎる罪悪感がある
HSPって罪悪感を感じやすいんですね。
人一倍、人に気を使います。
自分が頑張ったと『自分が認められる状態』じゃないと、
- 自分はダメ
- 会社に申し訳ない
- こんなことで給料はもらえない
と自分を責めちゃうんですよ。
ポイント
私も事務職で潰れた原因の1つがコレ。
教育担当者が忙しくて自分の仕事ばかりしてたんですね。
与えられた仕事は1日2時間で終わる内容…。
残りの6時間はただストレスなだけの電話応対でした。
▼HSPが罪悪感を感じやすい理由はこちら▼
-
【なぜ】HSPが罪悪感を感じやすい理由とは?無意識レベルの考え方4つ
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上記のことを踏まえると、HSPは事務職の『職場選び』がポイントになってきます。
2.HSPでも向いている事務の現場とは
以下の4ポイントをチェックしましょう。
- 事務以外の仕事も任される
- 電話応対が比較的少ない
- 小規模の会社(働いている人が少ない)
- 教育係がしっかり決められている
オフィスがストレスの原因です。
適度にオフィス外の仕事が任されるといいですよね。
仕事量は多いけど、覚える内容が少ないのもポイント
男性の多い職場だと女性が大切にされやすいです。
※もちろん、ブラックな会社は別ですよ。ブラック企業は特別ですから…。
① 事務以外の仕事も任される
- 製造現場での手伝い
- 営業さんの手伝い
- 買い出しなど
事務だけど『何でも屋さん』みたいな職場ありますよね。
外出や他部署でのヘルプが気分転換になるんです。
しかも応援中は、
- 電話応対なし
- 上司の目がなし
- 責任の重い仕事がない
というベストな状態。
応援を求められたら元気よく返事するといいですよ。
② 電話応対が比較的少ない
- 製品が少ない
- お得意さんだけの仕事
- 原材料が少ない
- 法人相手の仕事
やっぱり大企業の方が電話って多いです。
私が事務をしたのが地元の上場企業でした。
1分に1回電話鳴ってましたね…。
一方で地元の工場の事務棟は朝一番以外、電話が鳴らないんですよ。
相手は聞きたいことがあって電話してきます。
取引先が少なければ電話は減りますよね。
ちなみに、こちらから注文した場合の電話応対はまだ楽。
相手の方が立場が上だとクレームもあるし気疲れもありますね…。ご参考まで。
③ 小規模の会社(働いている人が少ない)
- 色んな仕事ができる
- 人間関係が少ない
- 覚えることは少ない
人の名前や製品名の把握が簡単ですよね。
人が少ないので色んなことを任されます。
でも、事務職として覚えることは早く覚えられるんですよ。
ポイント
他には代えられない強い製品を持ってる会社がいいですよね。
たまに小規模なのにメチャクチャ商品の多い会社があります。
そういう会社は大変なので注意してくださいね。
④ 教育係がしっかり決められている
- 仕事を教えてもらえない
- 何をすべきかわからない
- 居場所がない
教育者がいない。教える気がない会社ってまだあるんですね…。
私は2社経験しました。
私が経験した教育者なしの会社
- ミスをしても『自分で考えろ』
- 誰に何を聞くべきかわからない
- 仕事を与えられない
ちょっとしたいじめですよね。
仕事量が多すぎて担当者を『決めただけ』になってます。
HSP的には、
- 役に立てない
- 自分が悪い気がする
- 仕事をもらいにいこうにも、誰に言えばいいかわからない
という状態。
女性車両に男性が間違って乗り込んじゃった。そんなイメージになります。
そういう会社は離職率が高いので事前にチェックしましょう。
離職率の低い求人を扱ってる転職サービスを使うと安心です。
仕事探し中なら以下の記事をお役立てくださいね。
▼HSP向け、ホワイトな求人の多い転職サイト▼
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HSPの転職に使って欲しいサービスまとめ/HSPの働き方も含めて解説
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まとめ:HSPは何となく事務職を選ぶと失敗します
HSPが事務職に向いてない理由はこちらです。
- 不特定多数の電話応対がある
- 休憩時間と仕事時間があいまい
- 常に誰かの目線がある
- 仕事が少なすぎる罪悪感がある
気疲れすることが多いんですね。
ただ、軽度のHSPならそれなりに働けます。
中度・強度のHSPは『会社選び』に注意して事務仕事をしましょう。
中小企業の方がゆるいので比較的働きやすいですよ。
以上、『【ぶっちゃけ】HSPに事務職は向いていない?!強度HSPが体験して気疲れした4つのこと』という記事でした。
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