「いつも打たれ弱くてヘトヘトになっちゃう。どうすればいいんだろう?」
そんな疑問にお答えします。
当記事では心の回復力…レジリエンスを高める方法をお話しします。
HSPアドバイザーのRyotaです。
メンタル心理カウンセラーの資格を持ち、個人のサービスで皆さんに心のアドバイスをしています。
当記事は、
- 精神的な打たれ弱さで悩むあなたへ
- 心の回復力・レジリエンスを高める方法
- 心の回復力・レジリエンスを高めるメリット
の流れでお話をしていきます。
実は精神的に打たれ強くなることを目指さなくてもいいんですよ。
ぜひお役立てくださいね。
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【疲れた…】休んだ方がいいHSPの特徴・行動について/5つのことで簡単判断
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1.レジリエンス『心の回復力』を高める5つの方法
以下の5つです。
- 気分転換の方法を増やす
- ダメになる前に気づく
- ストレスをセルフケアする
- 考えないことを考える
- 意見を真に受けず回避する
これ、ゲームに例えるとわかりやすいんですよ。
HSPさんって繊細で気づきやすい。気疲れしやすく打たれ弱い傾向にあります。
打撃が大きい。1発で受けるダメージが大きいんですよ。
早めに回復。または回避力を高める。
そんなことか結果的にレジリエンスを高める結果になります。
ポイント
レジリエンスとは心理学で心の柔軟性を意味する言葉。
復元力や弾力などと訳されます。感情的にならず、ストレスに強くなる。そんな状態になります。
ビジネスでも用語として度々登場しますね。
① 気分転換の方法を増やす
- 癒しやストレス解消方法を増やす
- 疲れる度にどれかの方法を試す
- 心の依存先を増やす
「疲れたらこれをやろう。」
っていう種類をたくさん持つことなんです。小さな依存と思いましょう。
もちろん、アロマとかジョギングとか。人それぞれ方法は違います。
ストレスを受けた時の気分転換方法が豊富だと試せることがたくさん。
それって悩みに集中しなくなるんですよ。ダメージの持続がなくなると思えばいいですね。
② ダメになる前に気づく
- 心にダメージを負ったらその日に対処する
- 翌日に持ち込まない
- 我慢しない。耐えない
基本的に心が疲れ切っちゃう方って真面目な性格なんです。
真面目だから自分に責任があると思う。我慢しちゃうんですよ。
例えば上司から嫌味を言われた。それってイライラして当然。
そのイライラをその日のうちに解消。自分の責任にしないことなんですね。
いつも今日の心の状態を自問自答するようにしましょう。
③ ストレスをセルフケアする
- 心が疲れた状態をメモする
- その日に何をしたかメモする
- 結果がどうなったのかメモする
自分の説明書を作りましょうねってことです。
誰だってストレスがたまったら何かしら無意識に行動してるんですよ。
ストレス解消に有効だったことがわかれば、それを毎回試せばいいですよね。
これがストレスのセルフケアの基本になります。
④ 考えないことを考える
- 頭の中だけで物事を考えるとネガティブになる
- 何をしたら考えなくて済んだか覚えておこう
- 基本的に人は複数のことを同時に考えられない
例えば翌日が面接。不安になって当然です。
この時に別のことに集中できれば気疲れって減りますよね。
私の場合なら、疲れたら寝ちゃいます。それが1番でした。
考えてもコントロールできない悩みってあるじゃないですか。
そういう悩みを考えるだけ無駄なので…。考えないようにしようねってことです。
⑤ 意見を真に受けず回避する
- 攻撃的な意見に反応しない
- 相手が望んだ反応を取らない
- 適当に受け流す
難しいことなんですが、これが1番大切。
真面目な人って相手の冗談や嫌味を真に受けて悩んじゃうんですよ。
だから、内容なんて何でもいいんです。
あなたがつらかったり悩んだ姿を見たいだけ。だったら、受け流した方がいいですよね。
では、心の回復力を高めて実際にどうなっていくかお話ししていきます。
2.レジリエンス『心の回復力』を高めるメリットについて
以下の3つです。
- 仕事が長続きする
- 打たれ強くなる必要がない
- 考え方が柔らかくなる
皆さん、どうしても心を強くしようとします。
でも…心の強さって簡単に見につきません。
心の強さの考えも人それぞれ違いますよね。威圧的になればいいわけでもないので。
実際はダメージを受けていないだけなんですけどね。
考え方次第で心の強さって変わってくるんです。
① 仕事が長続きする
- 嫌味を嫌味と捉えなくなる
- 今日の悩みを今日解決できる
- 小さなストレスが積み重ならない
退職理由のほとんどが人間関係。
ホントは嫌味じゃない言葉にもストレスを受け、嫌味と捉えてしまう方ほど辞めやすいです。
「あの人が勝手に考えて言ってるだけだよね。」
「私とは価値観が違うよね。」
そう思うと、案外人の意見って気にならなくなるものです。
レジリエンスはこんな効果から、仕事の長続きに関わります。
② 打たれ強くなる必要がない
- 今のまま、受け止め方を考えればいい
- 持っているものに気づけばいい
- 自分に目を向ければいい
何者かにならなくていいって凄く救われるんですよ。
ほら、傷つかない心に憧れますが…それを手に入れるため何年もかけるの大変です。
というのも、無意識にやってた行動を意識的に行うこと。
そして、受け止め方や考え方を変えれば解決する問題だからです。
僧侶が戦士になるため特訓してたら、今の持ち味を失いますよね。
持ち味を生かしつつ自分を変える考えに切り替えましょう。
③ 考え方が柔らかくなる
- 相手を受け入れやすくなる
- 固定観念や頑固さが弱くなる
「ま、いっか。」って思えるようになるんです。
真面目な人って頑固者が多く、正義感の強い傾向にあります。
別に腹を立てなくていいことに腹を立て疲れちゃうんですよ。
例えば行列。横入りされたらイライラします。
だったら最初から行列のできる場所なんて行かない方がいいんです。
この考えで、ストレスをためなくなりますよ。
まとめ:心の回復力を高め気疲れを減らしましょう
レジリエンス、心の回復力を高める方法は以下のとおりです。
- 気分転換の方法を増やす
- ダメになる前に気づく
- ストレスをセルフケアする
- 考えないことを考える
- 意見を真に受けず回避する
ストレスや不安って共存なんです。
ダメージを受けなくなることなんてありません。
特に社会、ビジネス、組織では意図せず傷つくことがたくさんあります。
そんな時に回復力が高いとすぐ元に戻れます。この復元力に目を向けましょう。
以上、『レジリエンス『心の回復力』を高める5つの方法/繊細な人は柔軟性で攻撃性と戦おう』という記事でした。
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