HSP HSPとは

HSPは病気じゃない?専門家がHSPの分野・考え方・相談について解説

HSPは病気じゃない

「HSPって病気じゃないの?どうすればいいの?」

そんな悩みにお答えします。

当記事を読めばHSPが病気ではないことがわかります

 

HSPアドバイザーのRyotaです。HSPさん向けに相談サービス等を運営しています。

お悩み女性
HSPが病気じゃなきゃ何なんです?甘え?
ざっくりまとめると性格なんですよ。
Ryota

当記事は、

  • HSPのことをはじめて知ったあなたへ
  • HSPは病気じゃない理由
  • HSPの考え方や相談をどうすればいいのか

を解説します。

HSPって決してネガティブなものじゃありません。メリットも多いんです。

正しく自分の性格と付き合っていきましょう。

▼HSPとは。基本情報を知る▼

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1.HSPは病気じゃない?性格分野の話である理由

HSPは性格分野のお話

HSPは性格分野のお話

理由は以下の3つです。

  1. 先天的に刺激に敏感な人のこと
  2. メリットもたくさんある
  3. 家庭環境・教育過程が影響する

HSPはエレイン・アーロン氏が提唱した話。

1991年から研究を開始。刺激に敏感な人のことをお話ししています。

お悩み女性
そんな昔からあるお話なんですね…。
そうなんですよ。正常な『特性』であり、およそ2割の人がHSPです。
Ryota

繊細さは文化によっても評価が変わります。

正直言って日本は…繊細が生活しづらいんですよ。

だから、繊細が否定的にされる。病気扱いされやすいんですね。

まずはHSPの正しい知識を学んでいきましょう。

① 先天的に刺激に敏感な人のこと

HSPは先天的に刺激に敏感な人です。

具体的には4つの特徴があります。その内容は以下の記事をご覧ください。

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  1. 物事に慎重で深く考える
  2. 些細な刺激も情報としてとらえてしまう
  3. 共感しやすい、人の気持ちがわかる
  4. 5感が鋭い
お悩み女性
確かにこれだけ聞くと性格かも!
HSPを病気だと考えてしまう方は、生きづらさに目を向けているためです。
Ryota

生きづらさは環境によるもの。

生きづらさが続けばストレスから神経症的にもなります。こうなると病気ですね。

例えば内気な人は…初めて会う人がストレスです。

HSPはこの領域のお話なんですよ。

HSPはあくまで気質。

性格を作る元になるものです。

② メリットもたくさんある

HSPはデメリットばかりではありません。メリットもたくさんあります。

メリットのある病気って…ありませんよね。その点が大きな違い。

ざっくり思いつくままにメリットを書いてみましょう。

  • 人の気持ちがわかる
  • 細かいことに気づく
  • 1人で行動できる
  • コツコツと学び成果を出すことができる
  • 人の目がない場所でも努力できる
  • コミュニケーションコストが低い
  • 発想力が豊か

クリエイティブな分野、1人で集中して取り組む仕事で力を発揮します。

雇用者としても『1人で安心して仕事を任せられる』のはメリットですよね。

お悩み女性
確かにこれはいいかも!
私も強度のHSPです。しかし、10年かけて独立し今は個人で活躍しています。
Ryota

大切なのは自分の得意なことを知り伸ばすことです。

苦手なことに目を向けて『克服』や『解決』を考えると疲れてしまいます。

苦手の克服を余力で行いましょう。

③ 家庭環境・教育課程が影響する

気質は性格を構成する一部分にすぎません。

性格の多くは家庭環境・教育課程の内容・出会いによると言われており、それ以外にも様々な要素がミックスされます。

お悩み女性
難しい…。確かに性格って複雑ですね。
HSPで生きづらさを感じる人の多くは環境が悪いんです。
Ryota

刺激に敏感だから、刺激的な家では暮らしにくいんですよ。

  • いつも放置される
  • 怒鳴り声がある
  • 人との比較が当たり前

一方で、個性を尊重して自由に生きて行けたHSPさんは…毎日を幸せに感じます。

幸せを感じる部分にも優れているためです。

このことからも『HSPは性格であり、環境の影響を受けやすい』となりますね。

HSPは1のことを10として知るようなイメージ。情報を得てしまう特徴があります。

人一倍ストレスを感じやすいのは事実ですね。なので、病気と混同されやすいと考えられます。

正しく性格を理解していれば回避できるストレスも増えます。

 

続いてHSPの改善や相談場所についてお話しします。

2.HSPの改善を相談する方法について

HSPは信頼できるカウンセラーさんを探そう

HSPは信頼できるカウンセラーさんを探そう

以下の3つを考えましょう。

  1. 医師の領域ではない点に注意
  2. 自分の性格・特徴と向き合い自分を知ること
  3. 努力の方向性を変えること

性格分野のお話なのでお医者さんが学んでいるわけじゃないんです。

お悩み女性
なるほど…。確かに内気や人見知りはお医者さんに行かないですね。
でも悩みとしてはあるあるじゃないですか。
Ryota

つまり、悩みと向き合うこと。吐き出すこと。

カウンセラーさんや専門知識を持つ人に相談することになります。

今はオンラインカウンセリングも出てますからね。ピッタリな相談者を1人見つけておくと今後安心ですよ。

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① 医師の領域ではない点に注意

私にも、

「HSPは心療内科に行くんですか?精神科ですか?」

というご相談が来ます。

既にお話ししているようにHSPは医師の分野ではなく性格分野のお話。

HSPという単語を知らないお医者さんもいっぱいいます。

お悩み女性
ウゲゲ!そうなんですか?
そうなんです。繰り返しますが、医師の分野じゃないので学ばないんですよ。
Ryota

だからHSPについて理解して、悩みを共有できる人に相談することになるんです。

私みたいなHSP専門の心理系相談者を使うのが一般的ですね。

最近はSNS等で発信する方も増えてます。

その人たちの発信を見て、信頼できそうなら相談…が安心ですね。

なお、私はHSPの教科書というサービスを相談窓口にしています。

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② 自分の性格・特徴と向き合い自分を知ること

HSPは自分を知る手掛かりに使うものです。

HSPは特徴の集合体。大切なのは事実として『その特徴を持っていること』です。

お悩み女性
確かに刺激に敏感ってわかれば…対処できるかも!
音や光などの刺激に敏感ならサングラスをかけてもいいですよね。
Ryota

HSPを受け入れられない場合も、特徴に目を向ければ受け入れられるはず。

こうやって自分を知り分析し、人生に役立てていくことなんですね。

③ 努力の方向性を変えること

HSPさんに多い間違いは苦手の克服です。

先天的に刺激に敏感だから克服より『回避』を考えること。環境に目を向けることです。

お悩み女性
嫌いな上司に好かれようとしてもダメ…?
そうです。その状態だと、上司の機嫌だけ考えるようになり他人軸の人生になりますね。
Ryota

嫌いな人・苦手な人を避けないとそういう人が集まってきます。

そのうち…軽く扱われるようになり、さらに生きづらくなるんですよ。

そうじゃなくて『嫌いな人は嫌いでいい』と受け止めること。避ける方向に努力を向けます。

HSPさんの中には自分を変えたいから体育会系の会社に行く方がいます。

大体…3ヶ月で潰れて退社しますね。これが間違った努力。

そうじゃなくて、自分の得意を生かせる会社に入ることなんですよ。

まとめ:HSPは病気ではなく、性格です

HSPは病気ではありません。ポイントは以下の3つ。

  1. 先天的に刺激に敏感な人のこと
  2. メリットもたくさんある
  3. 家庭環境・教育過程が影響する

芸能人さんらが話すようになりましたが、まだまだ認知が進んでません。

『甘えだ』『うっとうしい』と誹謗中傷も受けやすいです…。

HSPさんは自分で正しく理解し、否定的な発言を真に受けないようにしましょう。


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以上、『HSPは病気じゃない?専門家がHSPの分野・考え方・相談について解説』という記事でした。

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Ryota

HSPアドバイザー・メンタル心理カウンセラー・行動心理士。自身も強度のHSP。心理系の資格・様々な仕事経験・癒しの音楽を学んだ経験を生かし、HSP向けの相談や仲間作り・認知に向けた活動を続けています。まぐまぐ大賞2020年新人賞1位獲得。詳しくはこちら→プロフィール →著書

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